テーマは洋服みたいなもので収益が増えてくると自然に良いものに替えたくなります。収益を上げているほとんどの人が有料テーマを使うようになるのが事実です。
ブログを後から違うテーマに載せ替えると何十時間もかかることがあります。その作業自体は収益には直接つながるものでもないので時間がもったいないです。
最初から「エイヤッ」と覚悟を決めて買ってしまえばサンクコスト効果でブログを続けるモチベーションも維持しやすくなります。
どうせみんな買うんだから速く買ったほうが面倒な作業がへらせてお得なの。
初心者がブログを辞める最初の山場である3ヵ月まで、あるいは次に危ない6カ月までがんばった自分へのご褒美として買うのもおすすめです。
とはいえ無料の Cocoon でも大抵のことはできます。
強いて弱点を探すならデザインが初期設定だと有料テーマほどは精錬されていないのとLP作成機能が弱いことくらいでしょう。(※LPは広告主が作るので問題ない)
Cocoon も十分高性能なテーマなんですが、途中で有料テーマに変えたり、新ブログ用に新しいテーマを使ってみたくなるのが人情です。
無料テーマでうまくいかないと有料じゃないのが悪いような気分になりやすいよ。
無料コンプレックスだね。
無料でも大丈夫だけど無料・有料のどっちでいくかは一旦よく考えて心の整理はつけておいたほうがいいわね。
迷いがあると心が疲れるから自分のパフォーマンスが落ちて損よ。
テーマを変えるとエディターや管理画面の設定も変わってしまいます。そうすると使い方を調べたり慣れたりするのに時間がかかってしまいます。
ですので、余裕のあるときに切り替えるか初めから同じテーマを使ったほうが効率がいいです。
途中でテーマを変えるのは思ったよりも大変な作業になるはずよ。
デザインもくせ者です。ブログデザインをいじりはじめると何時間もかかってしまうことがあります。
ひとつはデザインには答えがないせいです。色とか線の太さとか間隔とかを気にしだすとどうすればいいのか分からなくなってしまいます。
さらに知覚のゲシュタルト崩壊が起こり全体と部分のバランスが分からなくなってしまったらもうお終いです。
何も判断できなくなり良いか悪いかも分からずに何となくデザイン変更の作業を終えることになります。
そもそも人には計画の誤謬という認知バイアスがあって計画達成にかかる時間を短く見積もってしまう傾向があるのでこのせいでもあるでしょう。
そういう問題を一気に解決に近付けてくれるのが有料テーマの良いところです。
あのさぁ、見た目ってそんなに大事なの?
気持ちの問題ね。
おしゃれなサイトと地味なサイトだったらおしゃれなサイトを見るでしょ?
それよりタイトルがよさそうな方を見るかな。
見た目はあまり重要じゃないっていうのは多くの人が思ってることね。
心理学の世界では自覚できないからそう思う人が多いだけで本当はちゃんと見た目に影響されていることが分かってるの。
例えばハロー効果と言って人は見た目がいい人は性格が良く能力も高そうだとイメージしてしまうのよ。
ブログも見た目がいいほうが立派そうに見えてお得?
成約につなげるには他の部分も良くしないとダメだけどデザインがいいほうが魅力的に感じる人が増えるはずよ。
言葉にならない魅力が出るのよ。
この記事では有料テーマを使うときのポイントとおすすめテーマをサクッと説明します。
テーマも値段やデモサイトを比べていると1~2週間たってしまうので(筆者の体験談)この記事を読んでサクッと選んでしまうのがおすすめです。
実はCocoonがかなり高性能なのとプラグインでだいたいの機能はつけられるので無料テーマのままでも大きな問題はありません。
ですが、検索上位ブログはだいたい有料テーマを使っているのでSEO的にやはり有利というか標準になってしまっています。
また、有料テーマは1回買えばずっと使えるし、別の趣味ブログなどを作ったときも使えるので使えば使うほどお得感が高まっていきます。
とはいえ、お金を使いたくないという慎重派の方もいるでしょう。そういう方は有料テーマよりも良書を買ったほうがコスパがいいです。
自分のスキルと記事の質が上がったうえでデザインにもこだわりたくなってきたら有料テーマに変えるくらいでもいいです。
デザイン目的ではなくテーマの便利な機能を使いたいという人は早めに有料テーマに載せ替えたほうがいいです。
Cocoonの商品リンク(アフィリエイトタグ)管理データなどは使いまわせないだろうと思うので最初から目的の機能のあるテーマで管理したほうが後々便利です。
Cocoonで管理するなら名前で並び替えられるので、タグ名を「カテゴリー+商品名+ASP名+報酬」などとしておくと管理しやすくなります。
基本的にはCocoonとプラグインでだいたいのことは出来ます。
ただし、自分でやると時間がかかること、特にデザインはがんばった割に大して良くならないという現実があるので、やはり有料テーマにはそれ相応の価値があります。
デザインには答えがないから気になって本で勉強したりするときりがないわね。
「餅は餅屋」パターンでプロにまかせるのが有料テーマを買う心だな。
デザインに迷う時間が減らせると思えばトータルでは有料テーマのほうがお得とも言えるわね。
関連 アフィリ戦略トップページ
サクッとは選べない人はとりあえず決めればいい
SEOは答えの出ている世界です。検索クエリーごとに表示される検索結果となっている記事が答えです。
自分の記事が検索結果の1ページ目(上位10位)に入るまではテーマも1ページ目のSEO評価の高い答え記事に合わせるのが無難です。
有料テーマが多ければ有料、Cocoonが多かったらCocoonで十分だね。
自分のこだわりを出していくのは1ページ目か2ページ目くらいに入ってからでいいでしょう。
(※注意:ジャンルによって違う、激戦ジャンルはもっと下位からでもよい)
新入りがオリジナリティを出しても相手にされないのが世の中というものよ
まずは上位表示という実績を作ることね。
あと PV がない上位表示はあまり意味ないから注意してね。
テーマ・ジャンルごとにその世界の常識や美学というのがあるものです。
何でそうなっているのか自分で理解できなくても、とりあえず上位に合わせておけば不要なマイナス評価はさけられます。
新人のうちは「右にならえ」でいんだね。
それにテーマは後から変えることもできるのでテーマ選びで悩んで作業が止まってしまうよりは、とりあえず決めて先に進んだほうがいいです。
先に進むとは、記事作成やサイト機能アップなどに直接つながる作業や調査を進めるということです。
役立ちそうな情報だからといってアフィリやライティング、SEOのコツなどを調べていると時間がいくらあっても調べきれません。
情報収集だけで時間が終わってしまうのはノウハウコレクターの特徴でよくありません。
情報収集は必要なことではあるのですが、途中で切り上げるのが意外と難しいものです。
先に作業を進めてから隙間時間に調べるくらいでちょうどいいでしょう。
サイト設計が出来ているなら記事作成をメインの作業として優先的に進めていきましょう。
必要なことや分からないこと、実装したい機能が出てきたら、その時に調べるようにしましょう。
収益につながる記事作成を起点に作業を進めないとサイト(ブログ)の成長が止まってしまうからダメなのよ。
自分だけじゃなくサイトも成長させるんだ!
調査目的の情報収集はただ調査で終わるから収益には直接結びつかないの。
だから収益につながる記事作成をメインにして作業を進める必要があるの。
実際には記事さえ書いていればいいということではありません。
理想としては収益アップに効果的な作業を優先して進めるべきです。
次の中から必要と感じるもの、つまり収益アップに役立つであろうものをすすめていくのがおすすめです。
デザインってそんなに関係あるの?
デザインは見た目の問題ですが、人だったら服装や髪形にあたります。
見た目が変だと中身もダメそう
外見は無意識のうちに信頼感などに影響を与えます。
無理に背伸びして豪華なものにする必要はないですがユーザーにいい印象を与えたほうが集客にも収益にも有利です。
人の服装なら最低限の清潔感のあるものがいいなどといった基準があります。
デザインもそのサイトに最低限求められるイメージよりはいいものにしたいところです。
そうすることで見た目のマイナスイメージで損することをさけられます。
人の心は無意識のうちに矛盾を嫌い統一感を求めてしまうから見た目のイメージも合わせないとダメなんだ
こだわりの一品をよくあるデザインの記事で紹介したり、その逆でどうでもいい体験談を豪華なデザインの記事に書いてしまうのはイマイチね
ユーザーに違和感を感じさせてしまうから信頼性や説得力が下がって見てもらいにくくなっちゃうのよ
その分野である程度まで有名になって影響力をもったマイクロインフルエンサーにでもならない限りは、どうでもいい話はみんな興味がないから書かないほうがいいよ
知り合い相手だったらいんだけど、ネットは不特定多数の知らない人が相手だから普通の話は求められてないのよね
浅い話や素人の分析はだいたいスルーされるから、深い話か珍しい話がねらい目だ
メリット/デメリット 便利な機能で選ぶ
デザインが良いというイメージが先行してますが有料テーマには便利な機能や特典も豊富なので見逃せません。
CocoonやXeoryなどの高性能な無料テーマの中には似た機能を実装していたりフォーラムがあるものもあるので無料にこだわるなら探してみても面白そうです。
基本的にはデザインや各機能はプラグインや無料テーマなどでも実現できるので有料じゃないと使えないということはありません。
ただ自分で実装すると専門知識が必要になったり調査に時間がかかるうえに、せっかく自力で実装しても平凡な出来栄えになったりすることがあるので有料テーマのほうがコスパがいいです。
ブログコンセプトに合った有料テーマを探す(デザイン面)
無料テーマのCocoonでだいたいのことはできますがブログジャンルによってはおしゃれさや高級感などを出してブログ内容とイメージを合わせたほうが統一感が高まり信頼性や説得力が高まります。
例えば高級食器の紹介ブログで考えてみてください。
よく見るCocoonのデフォルトデザインと高級感のある有料テーマではユーザーに与える印象がかなり違ってくるはずです。
おしゃれさや高級感など自分では出せない雰囲気が役立ちそうなときには自分でデザインを学ぶよりも有料テーマに頼ったほうが早く確実な効果が期待できます。
個人アフィリブログなら逆に素朴な雰囲気で信頼感を高めてもいいです。
それならCocoonのほうが合っています。
テーマには機能も含まれますが、一番はやはり見た目の印象なので見た目とブログ内容の統一感がポイントになります。
テーマはブログのコンセプトに合ったものを探してください。
探し方は信頼できそうなアフィリ関連ブロガーさんの情報を元にして詳細な情報を自分で検索していけばいいでしょう。
それをしないで済むようにこの記事を書いているのですが、少しは調べないと不安でしょうから最低限自分が納得できるところまで調べたほうがいいです。
(※テーマ紹介記事はアフィリビジネスを兼ねているものも多く評価に偏りがあるはずなので注意)
人気テーマはだいたい1万円以上とけっこうなお値段なのでお金をかけたくない人も多いかと思います。
基本的にはファッションやアートなど見た目が重要なものを商品にするブログではデザイン性を高めておくべきです。
それと見た目は男性よりも女性が気にする傾向があります。
女性をターゲットにしているなら女性に無視されない程度のデザイン性は持たせておいたほうがいいです。
有料テーマの大きなメリットはサポートがありWordPressやプラグインのアップデートに対応してくれることです。
アップデートはときおり行われます。
基本的には問題は出ないはずなのですがWordPressにとっては有料テーマも他人が作ったものなのでサポート外です。
ブロックエディターのアップデートが意外と曲者で、私が見た中ではCocoonの古いスキンで色が変わらなくなったり表示がずれているものがありました。
スキンはCocoonの作者の方とは別の方が作っていたりするのでずっと直らないかもしれません。
有料テーマならそういうことにも対応してくれるはずなので無料テーマよりも安心感があります。(※すぐ直してもらえるとは限りませんが)
とはいえ、無料テーマは無料で提供してくれているくらいですから、作者の方にお願いすればいつか対応してくれるかもしれません。
(スキンはスキンの作者にお願いしましょう)
ちなみに後で説明しますが、有料テーマは一生ものだと言われますが、実際には運営する会社や個人の寿命がサポート期間になるので少しおおげさな表現ですね。
テーマのSEO対応とは?
ネットでSEOというと検索順位を上げる施策全般のことを表します。
(本当はその先にあるユーザーファーストの実現ですが)
ですが、テーマの場合はテーマが関係するWeb技術への対応という意味になります。
Web技術というのはネット関連の通信仕様や規格などのことです。
どちらかというとペナルティを受けて検索順位が下がるリスクをさけるだけで、すぐに検索順位を上げるようなものではありません。
検索順位は自分でがんばらないと上がりません。
またテーマのSEO対応には厳密な定義はありません。
基本的には更新が続いているテーマであれば単にタイトル・ディスクリプション・キーワードなどのHTMLヘッダーのメタタグに対応しているだけでなくスマホ/PCの両表示対応になっていることが多いです。
(中にはスマホ対応していないテーマのあるので注意)
それ以外ではデザインのテンプレートやカスタマイズ機能は周り回ってPVアップにつながるのでSEO対応とも言えます。
ランキング作成機能なども意味的にはSEO対応とも言えます。
SEO対応をアピールしているテーマというのは無料のSEOをあまり気にしていないテーマよりはちゃんと対応していると考えていいでしょう。
詳細はテーマの公式サイトに書いてあるはずなのでそちらで確認してください。
おしゃれなテーマの弱点 文字が小さい
全部ではないし設定で変えられるはずですが、おしゃれなテーマはデザイン性を重視するので文字サイズが小さくなる傾向があります。
ですから、中高年やお年寄り向けサイトにおしゃれな有料テーマを使うとユーザーが文字が小さくて読めないという問題が出てきます。
今のところは中高年以降の人たちのネットユーザーは少ないのであまり問題ありません。
ですが、毎年ネットが使える中高年以降の人たちが確実に増えていくので文字サイズは大きめにしておいたほうが若干有利になります。
中高年やお年寄りは世間のトレンドに遅れて乗ってくるからマーケティング的には「次のビジネスチャンスだ」と言われている金脈だぞ!
スマホの文字が小さくて読めないような人はそもそもスマホ使ってないんじゃない?
だとしたら気にする必要ないわね
でもね、人は歳を取るものなのよ
人気の有料テーマ
全部試した訳ではないのですが私が調べた範囲ではこのあたりならどれを選んでも大きな失敗をすることはまずないはずというテーマを紹介します。
ユーザーファーストで考えるとまずは表示速度が速いものがいいです。
すぐに表示されない記事はすぐに離脱されてしまいます。
特にこだわりがないなら速度が早そうなものを選ぶのがおすすめです。
デザインは好みでいいとして、管理機能は広告リンクが一括管理できてCRTなどが分かればなおよしといったところです。
契約的にはテーマを購入した人が自分のサイト(オーナーとなるサイト)での使用ライセンスを購入する形になっているものが多いようです。
サイト作成を代行したり、させたり、サイトを譲渡するときはまた別の契約(購入)が必要になることが多いです。
基本的にはどれも購入後のアップデートが無料なのでWordPressやネットインフラの仕様が変わっても対応してくれるはずです。
(大きな仕様変更があったときは有料やアップデート終了になる可能性もありますが)
私が他の人の記事を調べたところ、いい加減なテーマ比較をしていそうな記事もけっこうありました。
基本的には多くの有料テーマの利用経験がある人の記事のほうが多少安心感が高まります。
ですが、公式に書いてあるレベルの情報しか出してなかったり、判断基準が書いてないような記事は少し警戒したほうがいいです。
数多くの有料テーマ使用経験者であれば使ってみないと分からない情報も少しは入れてほしいところです。
AFFINGER(アフィンガー)系 (ACTIONなど)
デザイン・管理機能ともに充実していて比較的歴史も長く誰が選んでも安心感のあるテーマ。
お値段は約15,000円で有料テーマとしては標準的。
テーマ選びは好みの問題とはいえ、私が調べた範囲では、2021年現在、個人ブログでアフィリするなら一番無難な選択肢となっているようです。
公式 【PR】WordPressテーマ 「ACTION(AFFINGER6)」
JIN(ジン)
人気アフィリブロガーのひつじさんが共同制作しているテーマ。
アフィリタグ/CTAがカテゴリごとに管理できて2021年現在、無難な選択肢のひとつです。
約15,000円と標準的なお値段で人気ブロガー/アフィリエイターの間でも利用者が多い印象です。
若干弱いのが表示時間の高速化です。
遅いということはないのですが、もしも自分の記事の表示速度が遅くなってしまったときは自分で高速化しないといけません。
プラグインの機能や画像・動画を多く使っている人はよく調べてから選びましょう。
それとGutenberg(ブロック/ビジュアルエディター)の対応が若干弱い点も指摘されていました。
ブロックエディターは仕様がちょこちょこ変わるので対応が面倒な部分ではあります。(他のテーマの方も苦労している模様)
公式 JIN(ジン)|真の使いやすさを追求したWordPressテーマ
SWELL(スウェル)
ブロックエディターの使いやすさが評判の比較的新しいテーマ。モバイル画面表示が速い。
他に比べると知名度がやや劣りますがすすめている人たちの評価は高いです。
よく調べてみるとSWELLのアフィリは購入者にならないと出来ないシステムになっていたので商売上手なテーマでもあります。
企業のマーケティング的にはうまい戦略ですが、評価を少し高めにしてしまう人が多くなりそうなのでそのあたりは差し引いて評価したほうがいいです。
とはいえ、SWELLはCocoonや主要な有料テーマからの乗り換えプラグインが豊富でフォーラムもあるので機能・サービス面でも特に他に劣るところはないようです。
普通に信用できるテーマです。
このささやライフではまずはCocoonをおすすめしているのですが、Cocoonから乗り換えられるのはありがたいです。
特にすごいのはSWELLから別のテーマに乗り換えるためのプラグインまであることです。
この辺りはWordPressのユーザーファーストでちゃんと作られているので安心感があります。
次の項目で説明してますが表示速度が速い点も好感度が高いです。
参考 WordPressテーマ『SWELL』を使った素敵なサイト、ブログを集めました!! WebNote+
公式 【PR】SWELL
SWELLの表示速度はバツグン
なかじさんがSWELLが速いと言っていたので調べてたら別の人の比較動画がありました。有名な有料テーマと比較されていました。
PCはどれもだいたい同じなのですがモバイルではSWELLが群を抜いていい結果になっていました。
まさかこれほどまでに差が出るとは!
テスト記事が1万文字1画像というシンプルなものだったので記事内容によって結果は変わってくるでしょうがが他よりも確実に一段上の高性能でした。
2021年現在、SWELLのモバイル表示速度は抜群に速いと考えていいでしょう。
動画はシンプルな画面で比較してますが、これが表示速度の基本となりこれ以上の速度にはならない限界値でもあり。
車に例えると車種によって最大時速が違うようなものだ
100キロ出る車と90キロしか出ない車だったら100キロの車のほうがいいに決まってる
ユーザーからすると表示速度が1秒遅いだけでもストレスが増え読まない人が増えます。
逆に待ち時間が短ければそれだけ快適にブラウジングできて読まない人を減らせます。
ブラウジングの快適さは小さな快感を生むので表示速度が速いというのはかなりの武器になります。
参考 【SEOで重要】WordPressテーマ6つの表示速度を検証比較
参考サイトの計測はGoogleのPageSpeed Insightsで行われています。
モバイルはスマホやタブレットなどの性能、通信速度などに違いがあるので実機ではけっこうバラつきがあるはずです。
参考サイトの結果はおおむねそうだろうという参考程度に考えておいたほうがいいです。
それでもGoogleツールの計測でハイスコアを叩き出しているのはすごいことです。
公式 【PR】SWELL
SWELL 使ってみた
そんなに変わらないだろうと思いつつ使ってみましたが、一気にオシャレになって驚きました。
移行プラグインを使ってCocoonから引っ越しするテストもしました。
吹き出しなどのCocoon機能は編集できなくなるところもありますが、一応元の表示は再現されるので表示はされます。
広告などもそのままの状態が維持はされるので次に変更するときまではそのままでも大丈夫です。
マーカーの色が地味になって残念な感じになるのですが、これも 管理画面のエディター設定からマーカーの色をデフォルトに戻せば元通りになります。
とはいえ、やっぱり使い方が違うので覚えるまでは調べないといけないので最初から使っておいたほうが楽だったなというのが素直な感想です。
Cocoonユーザーのみなさんが思っているよりもよくなるのでおすすめです。
目次の下の方にある『SWELL使い方メモ』の項目では実際に使うと起こる問題などを説明しています。
導入して困ったときのために軽く眺めておくことをおすすめします。
参考 SWELLのデモサイト一覧 WordPressテーマ
参考 WordPressテーマ『SWELL』を使った素敵なサイト、ブログを集めました!! WebNote+
公式 【PR】SWELL
色が地味になるので直そう
SWELL のせいではないのですが Cocoon から移行プラグインを使って乗り換えるとマーカーなどの配色が地味な色に変わってしまいます。
黄色が特に残念な色になります。
地味色のままだと、このブログ Cocoon から SWELL に乗り換えたなってすぐにわかっちゃうね
管理画面のエディター設定からカラーセットやマーカーなどの色を明るめに変更するだけでもきれいになります。
今のトレンドだとおしゃれデザインは淡い系で実用デザインはコントラスト強調系が多いです。ブログイメージ合わせましょう。
SWELLの不具合
公式フォーラムでだいたい対応してますが、Cocoonから乗り換えてみた私が見かけた不具合と対処法を紹介します。
STORK(ストーク)
モバイルファーストでスマホでの使いやすさ・読みやすさにこだわったテーマ。
こちらも人気のテーマで約11,000円とリーズナブルなお値段も魅力。
他のテーマもデザイン性だけでなくモバイルファーストや高速表示もアピールしているので分かりにくいですが、モバイルファーストを前面に押し出しているのでかなり自信があるのでしょう。
Webアクセスの主流がスマホであることは今後も変わらないでしょうからモバイルファーストはかなりの強みになります。
THE THOR(ザ・トール)
速度にもこだわったテーマ。
約16,000円と標準的なお値段でデザインは少し堅めのイメージです。
会員限定フォーラムの利用権利も含まれているので長い目で見るとお得な感じです。
フォーラム重視の方は下の賢威のほうが長くやっているのでおすすめです。
速度が速いと低スペックのスマホ/PCユーザーの取りこぼしも防ぎやすくなります。
ですから、表示速度はマーケティング的にはかなり大事なことです。
公式 【PR】国内最高峰の SEO 最適化 WP テーマ 【ザ・トール】
賢威
人気書籍の『沈黙のWebライティング』の著者松尾茂起さん率いる(株)ウェブライダー制作のテーマ。
プロユースの本格的なテーマで約27,000円とお値段が高めなのが気になります。
とはいえ、質問可能な事例集となっている独自フォーラム使用料や独自のSEOマニュアルなどが込みなので比較的良心的な価格設定といえます。
(もちろん高いからといって何もかもが良いとは限らない)
プロユースでデザインが少々堅めのイメージ(コーポレートデザイン)なのでアットホームなイメージにしたいブログには別のテーマかいっそCocoonを使ってもいいでしょう。
長年アップデートを続けているという実績があるので将来的にも安心感があります。
強いて言うと動的なアニメ機能などにはあまり力を入れていないようです。
値段が高いのでこの記事では紹介する順番を後のほうにしていますが、個人的には一番気になっているテーマです。
単に私が松尾さんの本を読んだので自己正当化バイアスが働いているだけかもしれません。
公式 【PR】2万人を超えるユーザーが選んだSEOテンプレート【賢威】
DIVER(ダイバー)
約18,000円とやや高めの標準価格ですがリベ大も使っているハイスペック・ハイクオリティが売りの高性能有料テーマ。
本格派の方も満足できそうなテーマです。
とはいえ、カスタマイズには多少の専門知識と時間が必要なのでやはり上級者向けのイメージです。
テーマ自体は「初心者でも簡単に利用することが可能…(公式から引用)」といっているくらいなので初心者でも使えます。
機能を十分に引き出して使いこなすにはWeb系の専門知識があったほうがよいということです。
Web系の専門知識はネットで調べればだいたい分かるので長く使うなら伸びしろが大きい分高性能なほうがお得かもしれません。
公式 【PR】最新SEO対策済み!wordpressテーマ「Diver」
2022年8月3日現在、Diver5.0で不具合が出ておりバージョンダウンして使うよう販売者の高木さんから連絡メールが届いていました。
一時的にバージョンダウンしますが5.0でバージョンアップした機能は今後のバージョンアップに実装されていくので使えるようになるそうです。
このサイトからも購入している方がいますのが気を付けてください。
MERIL(メリル)
ウェブ職TVでおなじみのなかじさんの会社が作ったシンプルで安価なテーマです。
初心者に必要な最低限の機能だけに絞ることでシンプルかつ高速なテーマを実現しています。
プラグイン一括インストールなど初心者に嬉しい実践的な便利機能も搭載されています。
有料テーマを始めて使う人に優しいテーマです。
TCDテーマ 【上級者向け】
TCDというのは色々なテーマを使えるサービスで色々なテーマ(質も値段も違う)から好きなものを選んで買うスタイルになっています。
TCD系のテーマにはオシャレなものも多いのですが表示速度がいまひとつ遅いという感想が多いです。
うまく設定すればそれなりに早くなるので使い方の問題だという指摘もあります。
簡単に言うとサーバーやスマホ/PCで処理が遅い機能を使わないようにすればいいだけの話なのですが、それを初心者が判断して設定するには少し難易度が高いようです。
高速化の作業に余計な時間がかかってしまうと時間がもったいないので上級者向けと考えておいたほうがいいでしょう。
個人アフィリよりも企業サイトに向いているイメージがあります。
とはいえ、デザインは確かに良いのでデザイン重視のブログならあえて選んでもいいです。
オシャレなレストランのマネージャーブログなんかにはちょうどいいはずです。
元々デザインがいいのであまりカスタマイズする必要はないような気もしますが、サポートやフォーラムもあるので初心者でも安心です。
少し問題なのがTCDには使えるサイト数が3つまでという制限があったことなのですが、調べてみたところ2021年8月現在ではなくなっていました。
他のテーマと足並みをそろえたということでしょうね。
FAQ 制作サイト数について制限はありますか? ワードプレステーマTCD
公式 ワードプレステーマTCD
Cocoonと比べると?
PCで見たときのデザインは有料テーマのほうが圧倒的に良いのです。それ以外の機能面はプラグインやCSSをがんばっていじっていけばCocoonでもだいたい再現できるはずです。
とはいえ自分は絶対に月10万以上は稼ぐ自信があるというような人は早めに有料テーマに変えておいたほうが楽です。
テーマを変えると各テーマ独自のデザインや機能が引き継げないはずなので10記事を載せ替えるだけでもかなりの時間と労力がかかってしまい効率が悪いです。
人気記事ならいざ知らず、それ以外の記事は収益にあまり関係ない(PVが少ない)上に、時間を取られると収益につながる価値ある作業の時間が減るので損です。
また後からテーマを変えると面倒な手間が出てきますが、有料テーマの中には他のテーマからの乗り換え(テーマ変更)に対応しているものもあるのでそれを使う手もあります。
乗り換えに対応していても色々な手間がかかることには変わらないので使うなら初めから使ってしまったほうが楽です。
テーマ乗り換え(変更)の注意
Swellのように別のテーマへの乗り換えに対応しているテーマもあります。
ですが、一般的に考えて乗り換え後に新しいテーマで同じものが100%完全再現される可能性は低いです。
元のテーマ専用の管理機能も使えないものが多いはずです。
完全再現するには各種テーマと同等の機能を内蔵する必要があるのですが、そうしてしまうと技術・コスト・著作権などの問題が出てくるので普通はできません。
これは仕方ないことなので期待しすぎないように注意しましょう。
乗り換えではデザイン面がおおむね再現されると考えておけばいいでしょう。
それでも少しはイメージが違うところが出てくるはずなので許容範囲かどうかは自分の目で確認しましょう。
テーマ乗り換えはリスクがあって結局後から全ページを自分の目で確認するようなことになって面倒です。
ですので最初に決めたテーマを使い続けたほうが楽です。
テーマ選び「あなたならどうする?」
デモサイトを見比べたりして自分で納得できるまで調べて自分の基準で選べばいいのですが、せっかくなので私のイメージも書いておきます。
機能重視か表示速度重視かで悩みました。
機能はプラグインなどで自力で対応できる部分が多いので、表示速度が速いSWELLをおすすめします。
高機能なテーマも魅力的ですが、機能を使いこなすのに調べたり時間がかかるので、初心者向きではないでしょう。
使わない機能がたくさんあっても意味がありません。
ベテランのおすすめも参考に
アフィリノートやWeb職TVのなかじさんが2021年4月更新のSEO記事で初心者にすすめていたのは、JIN、SANGO、SWELLで、SWELLが速いとのことでした。
初心者にも使いやすい点が重視されているようです。
中上級者は自分で好きなものを選べばいいということかと思います。
念のため初心者SEO以外も含めたおすすめも確認しようと他の情報を当たると2020年6月公開のアフィリブログ用のテーマ解説動画がありました。
参考 【開発者目線で比較】ブログ・アフィリエイトでオススメしたいWordPressの無料&有料テーマ5選【厳選しました】
上の3つにCocoonとXeory Base(セオリーベース)を加えた5つがすすめられていました。
Xeory BaseはSEOでおなじみバズ部制作の無料テーマでSEO機能にすぐれたブログ向けテーマです。
Xeory Extension(セオリーエクステンション)というサイト向けの無料テーマもありどちらも有名企業での採用実績のある優れたテーマになっています。
無料テーマを選ぶならCocoonかXeoryかというくらいのクオリティかと思います。
参考 Xeory Base バズ部が提供する無料のワードプレステーマ
なかじさんは特に順位はつけておらず用途に応じて使い分けることをすすめていました。
それとこれはあくまでアフィリブログ用という限定でのおすすめのなのでこれら以外がイマイチだという意味ではありません。
他のテーマを使っているからといって気にする必要はありません。
上の5つはSANGO以外はサポートフォーラムがあるので初心者も安心です。
SANGOはオリジナル画像などでデザイン性を高めたい人に向いているそうです。
ちなみにSANGOは私も気になっていたのですが、紹介するテーマの数が増えすぎると逆に選びにくくなるので外していました。
テーマは本当に一生使えるの?
テーマ作者となる個人には寿命があり企業も倒産や買収などでテーマ運営が出来なくなる可能性があります。
一生使えるというのはテーマ作者側の運営が続く限りはずっとサポートするという意味です。
またWordPressのシステムやライセンスの仕様が大きく変わってしまい作者側が対応するコストが見合わなくなったときなどもサポートが終わってしまう可能性があります。
とはいえ、実際にはWordPressの今のペースでのアップデートに対応するのであれば、一度テーマを作ってしまえば作者側にはそれほどコストはかからないはずです。
結果的にサポートは続くはずなのでテーマも長期的に使い続けられるとみていいでしょう。
個人製作のもので作者が高齢になってくると少し心配ですが、それ以外ならテーマ自体がそもそも利益率が高い商品なのでサポートが続くはずです。
[注意] 別サーバーへの載せ替えが出来るか確認しておくべき
テーマはWordPressのプラグインなのでサーバー内にある自分のWordPressにインストールしてしまえばずっと使い続けられます。(サーバー運営会社の運営が続く限りですが)
ですが、別のレンタルサーバーに載せ替えるときや別サーバーで1から構築しなおすときには注意が必要です。
載せ替えたときそのまま動くか、あるいは載せ替えること自体を禁止していないか確認しておくべきです。
利用規約でダウンロード(インストール)期間が購入後の一定期間に制限されていて、その期間以外のダウンロードを一切行っていないようなテーマだと再ダウンロードが出来なくなる可能性が考えられます。
テーマと別のプラグインとの相性が悪いなどの理由で一回削除してしまったときも再ダウンロードができないとテーマが使えなくなります。
再ダウンロードには購入者の再認証が必要になるのですが企業が長期的な顧客管理をしていない場合は再認証が出来ないなどの理由で再ダウンロードができない可能性があります。(普通は管理している)
ビジネス的には顧客管理にもコストがかかるので致し方ないところですが、別サーバーへの移行を考えている人は注意してください。
有料テーマはブログコンセプトを引き立てるために使おう
ブログだけでなく人も老若男女問わずオシャレだったりちゃんとした服装や髪形をしている人のほうが印象がよくなってお得よ
ブログ記事もデザインがいいほうが内容がよさそうに感じてもらえるぞ!
見た目はファッションのようなものなので良いに越したことはありません。
ですが、アフィリの場合は単にイメージアップを狙うというより、コンセプトとしてブログがメインで押し出しているテーマに合ったものを選ぶべきです。
そのためには統一感を出したり、ターゲット層のデザインに対するトレンド感を知っておいたほうがいいです。
そのうえで自分のブログが提案する価値を引き立てるデザインを採用すべきです。
例えば田舎暮らしがコンセプトで園芸グッズを扱っているブログを都会的でかっこいいサイバーなデザインにしたとします。
それはそれで少し面白い気もしますがメインターゲットとなる人たちはデザインを見ただけで逃げてしまうはずです。
彼らは「こんなサイバーなブログにまともな園芸グッズ情報があるはずない」などと思ってしまうからです。
ですから、コンセプトやその世界観に合ったデザインにしてブログ全体に統一感を持たせたほうがいいです。
デザインだけでなく内容も含めたブログ全体に当てはまることですが、統一感がないと違和感が出てしまい説得力が下がり薄っぺらで胡散臭いイメージを与えてしまいます。
ユーザーは自分は適当に流し読みしてても、違和感には敏感だから記事にいまいちなところがあると何となく伝わっちゃうんだ
あなたの分析の浅さはだいたいバレてると思ったほうがいいわね
女の感だけじゃなくて男の人の違和感もけっこう鋭いのよ
そもそも、えらそうにテキトーなことを書くくらいなら何も書かない方がマシだぞ
テーマが決まった後によくある失敗
インストールや設定・使い方に失敗する人がけっこういます。
面倒でも注意して慎重に作業をすすめましょう。
私も編集画面が真っ白になり「WordPressが死んでる!」と思ったのですが、よく見たら親テーマが更新されていて適用したら直りました。
プラグインとの相性もありますがテーマ更新も忘れずに。
SWELL使い方メモ
SWELLユーザーの私が気付いた問題や解決法をメモしておきます。
Cocoonから移行すると色が地味になる
公式の説明通りにやればCocoonからSWELLへ移行できます。これだけでひとまず見れる形になるるのがすごいところです。
ですが、残念なことにマーカーなどの色が暗めの設定になるので見た目が地味になります。
これはSWELLの設定で変更できるので明るめの色に変更してやれば元に戻せます。
いずれ公式の方で対応してくれるかもしれませんが、それまでは手動で直しましょう。
ブロックエディターがエラーになる
タグの前後を削除したときなどにエラーが起こります。これは記事を保存してからリロードすればだいたい治ります。(ウィンドウズならF5キー)
直らないときはコードエディターで修正してもいいですが、よくわからない人はまた作り直したほうが安全です。
これもいずれ直るのではないかと思います。
キャッチ画像の上を編集したい場合
SWELLのテーマエディターでインストールできるデモのなかに、タイトル下に強制的にアイキャッチ画像が表示されるものがあります。
このタイプのデモだとステマ規制の対応でファーストビューに説明文を追加したいときなどに困ります。
タイトル下に説明文を追加するにはデモテーマを解析しないといけないので大変です。
そんなときに簡単にファーストビューに説明文を表示する方法を説明します。
やり方は、外観 > カスタマイズ > 高度な設定 > bodyタグ開始直後に出力するコード > 「body直後」に次のように記述します。
<p><b>※本ページにはプロモーションが含まれています。</b><br> <br></p>
最後の改行は説明文を目立たせるためのデザインです。ステマ規制法の推奨では目立たせる必要があるのでつけています。
こうすればページトップに説明文を表示できます。
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