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不安? 不満? 仕事? 眠れない? 考え方が悪い(コツ)

あせる人のイラスト メンタル

精神科で薬をもらうより自分の考え方や態度を見直したほうが確実に不安が減ります。

まずは原因をより正確に分析してからその後に対処法を考えてください。

結論からいうと、不安や不満は自分の希望や期待と現実がずれていることに原因があります。

実際にはできないことをできると思い込んでしまい、本当はできないという事実を

自分で気付けていないのです。

できないことやできていないことをできるように努力することは素晴らしいことです。これが人生の醍醐味だといってもいいです。

ですが、時間や労力、そのときの状況などから、どうやってもうまくできないこともあります。

できないことをやろうとしてもうまくいきません。

あなたの心は今のままではあなたの希望がかなえられないことをうすうす気付いているので不安や不満という形で教えてくれているのです。

不安や不満が大きくなってきたときに人がすべきことは考え方や行動を変えることです。不安や不満はあなたの人生がどこかうまくいっていないということだからです。

何かを変えないと不安や不満はそのまま残り、むしろ大きくなってしまうこともあります。

あなたの考え方や行動のどこを変えれば不安や不満をへらしていけると思いますか?

実はもうだいたいの仕組みはわかっているので説明します。自分のことをよく振り返って自分に合ったやり方を試してみてください。

その先にはきっと不安や不満とほどよく付き合っていけるようになり、夜もちゃんと眠れる未来が待っているはずです。

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全部やろうとしない 完璧主義を捨てる

世の中には何でもできて思い通りの人生を送っているように見える人がいます。

ですが、話をよく聞いてみると本人はもっと高い理想を持っていて実現できてるのは一部にすぎないと感じていることが多いです。

大事なことや必要なこと何もかもやっておきたいと思うのはごく普通の考え方です。考えるのは簡単ですが全部はできません。

それをする能力があっても人生には時間という制限があるのでいつか時間が足りなくなります。全部やろうとすれば自分の能力が足りない部分も出てきます。

計画が間違っていると実現できないので不安になってしまうというパターンです。

完璧主義は特によくありません。何かを成し遂げるよりも途中であきらめてしまう理由になることのほうが多いです。

例外的に天才的なセンスと才能を持った努力家の人が完璧主義を貫いて生きていけてしまうこともありますが、普通の人には無理なので限界を感じたら完璧主義はなべくはやくすてたほうがいいです。

何年か前にビジネススキルでマルチタスクがすすめられていたことがありました。コンピューターのように並列処理すれば仕事を効率的にこなせるという話が堂々とまかり通っていました。

ですが、今はマルチタスクは完全に否定されています。たいていの場合、作業の効率が落ちてしまうことがわかったからです。

人間はそもそもシングルタスクで処理するようにできているのでコンピューターのように2つも3つも脳に当るCPUを持って別々に処理するようなことはできないのです。

人間ができるマルチタスクはせいぜいテレビを見ながらラジオを聞くとか、音楽を聴きながら料理をするくらいが限界です。

実際にはシングルタスクを切り替えているだけなのでテレビに集中しているときはラジオには集中できていません。ラジオを聞いているときはテレビの内容はほとんど理解できていません。

もしかしたらそういうことが本当にマルチタスクで並列処理できる人もいるかもしれませんが、効率が悪いというデータが統計的に出てしまっているので普通の人はやめておいたほうがいいです。

完璧主義を捨てて全部やるのはやめた後はどうすればいいのかというと、それはひとつずつ着実にやりたいことややるべきことを進めていくことです。

取り組み方や努力の方法が適切であれば結果はいつか出てくるはずです。

必要と思われる期間取り組みを続けて、客観的に結果が出るはずの期間を待っても結果が出ないことがわかったら、またやり方を変えたり別の方法を考えればいいのです。

多くのことをやろうとしてマルチタスクになってしまいあれもこれも中途半端にするよりずっといいです。

結果が出るにしろ別の方法を考えるにしろ自分がやったことと実際に起こった変化の間にある直接的な関係がはっきりします。

不安は特によくわからないことから生まれやすいので行動と結果をはっきりさせることで不安をへらすことができます。

眠れない原因は不安や不満というより思考停止しないのが原因

先に眠れない原因を説明しておきます。せっかくやりたいことややるべきことを適切に進められるようになって不安や不満がへっても、寝つきの悪さが変わらないという人がいてもおかしくないからです。

なぜかというと眠れない原因は不安や不満ではなく、眠ろうとしているつもりが思考という精神活動をやめないことに原因があるからです。

そもそも不安や不満を完全になくすことはまずできません。人は生きている以上は死ぬ恐れがありますし、細かなよくわからないこともたくさんあるからです。

不安や不満がへっていっても細かいことを気にしていてはいつまでも眠りにくいままです。

そんなことを言っても布団に入るとあれこれと思いついてしまい、さらにそれに対してどするか考えないといけないからなかなか眠れないのだという人が多いだろうと思います。

それはまったくその通りです。この記事を読んでいるような人であればみんな同じだろうと思います。

自分が考えたり悩んだりしたいのではなく、自然と思い浮かんでしまい、その答えを探す思考の旅が始まってしまうという状況にある人が多いかと思います。

自分ではなく勝手に考えが浮かんでしまうのが原因でこれが悪いのだと思っていることだろうと思います。

ですが、考えを浮かべているのは自分です。考えの答えを探してさらに考えているのも自分です。

たしかに考えが浮かんでしまうのは仕方ないことです。ですが、この考えはなれてしまえば受け流すことができるようになります。

頭や心に勝手に浮かんできてしまうのは止められないかもしれませんが、それを受け流してスルーすることは、慣れればできます。

それが思考停止です。これは瞑想やヨガ・禅などのやり方を参考にするといいです。

やり方はいろいろあるので自分にあったものを探してみてください。

私のおすすめは呼吸法です。自分でゆっくり呼吸するように心がけ、同時にその呼吸自体に意識を集中すると浮かんできた考えを受け流しやすくなります。

外界からの刺激に意識を集中する禅のようなやり方は素人にはなかなか難しいです。自分で難しいと感じたら別のやり方を試した方がいいです。

眠るときに体の動きを止めることは誰でもできると思います。眠れないときに手足を動かしたり寝返りを打つと逆効果なのでなるべく動かないほうがいいです。動くと体が覚醒に向かってしまうからです。

ここではあまり意識されていませんが人間は精神活動である頭や心の動きも止めないとうまく眠りにつけないということをよく覚えておいてください。

眠るときに考えちゃダメだということです。

眠るときは思考停止というより静かに瞑想を続けるイメージで心を落ち着けるとかなり眠りにつきやすくなります。

不安になりやすい考え方を変える

不安は期待の裏返しなので完璧主義を捨てることをおすすめした。不安は予想と違うことからくるのですが、逆に過剰な恐れへの過剰な反応でもあります。

自分の大失敗や誰かの大きな裏切りは誰でも怖いもので不安の原因になります。これも致し方ないことです。生きている限りなくせない不安のひとつだと言っていいでしょう。

なくならない不安をどうすべきかというと、これも不安をやわらげる方向で対処していくのがいいです。

不安の原因を単純化するとよくわからないことだと言えます。わかっていれば、「まあ、そういうものか」と思えるのですが、わからないと「おかしい」とわからないまま思い原因や仕組みを考えてしまうのでさらに不安になったりします。

ですから、はっきりさせてしまえばいいのです。

死や失敗、裏切りなどへの未来へのネガティブな不安は限界を想定することで、わからないものからわかるものへと自分の理解の仕方を変えることができます。

限界がわかればどうすべきもわかってきます。やるべきことをやりリスクにも対処したら後は運を天にまかせるのみです。それ以上不安になって思い悩んでも無駄です。

死ぬのが怖い → 寿命はだいたい決まっているので心配しても無駄

死であればいつ死ぬかは本当に誰にもわからないのでたしかに不安です。ですが、日本人の平均寿命はわかっています。80歳くらいです。

平均が80歳ということは、80歳を超えて長生きできる人は全体の半分くらいだということです。

もっと長生きする人は100歳を超えることもあるので、だいたい70歳から100歳くらいの間にほとんどの人が死んでしまいます。

これはもうさけられない運命ですし、どうしようもありません。どうしようもないことは事実や運命、世界のルールとして受け入れるしかありません。悩んでも無駄です。

寿命としては80歳まで生きれば勝ち組で、残りはおまけのように思ってやりたいことでもやればいいと思います。

寿命とは別に普段の健康への心配もあるかと思います。これは健康への正しい知識を深めて、普段の生活態度を改善していけば不安は減っていきます。

交通事故死は年間3千人程度で毎年横ばいの数字だそうですから、そもそもほとんどの日本人は事故死していないことがわかります。

ほとんど事故死しないのでほとんど心配する必要がありません。

失敗、裏切りなど最悪の事態 → あらかじめ対処法を考えておく

最悪の事態になる可能性は常にあります。つあるかわかりません。不安といえば不安でしょう。

どうすればいいかというと、最悪の事態を想定してそれに備えれば不安はへらせます。

最悪の場合どうなるのか、被害の最大値や対応策、そうなるリスクをへらす対策を考えておけばそれ以上不安にならずにすみます。

さけられないこともありますが、その限界がわかれば対処できます。対処できない部分は悩んでもどうにもならないのであきらめるしかありません。

リスクマネージメントにはそもそも限界があります。これもやるべきことをやったら後は運にまかせるしかない問題です。

それでも最悪の事態を想定しておけば不安がへるだけでなく、本当に最悪の事態が訪れてしまったときに効率的に対処できるようになります。

具体的には、誰かの病気であれば、正しい治療法を理解し、自分の病気なら家族との人間関係をみなおし、誰かの病気ならその人の人間関係をみなおし、最悪の事態、つまり死を想定してよい人間関係となるように努力すればいいはずです。

仕事で会社がつぶれそうなら別の会社をさがしておくとか、自立できるスキルをみにつけておくとかいった対処ができます。

時代の変化というのもあります。車の自動運転が実用化に向かっている今、タクシードライバーがいつまでも続けられるはずありません。

タクシーにはタクシーのいいところがあるので完全になくなることはないと思いますが、タクシードライバーとして生きていける人はかなり少なくなっていくはずです。

これはもうあきらめて別の仕事を探したほうがいいです。

恋愛の終わりなども実はある程度わかっています。イギリスの研究では恋の炎、つまり恋愛の高揚感は1年半かせいぜい2年で終わってしまうことが統計的にあきらかになってしまいます。

永遠の愛というのがあったとしても、それは常に燃え続ける炎のようなものではなく、おだやかな信頼感のようなものなのだろうと思います。

終わりがわかっているので、女性がプロポーズされたときなどは「いつか落ち着いたときに心は変わるものだから」などと説明して2年くらい返事を引きのばしておくと浮気や心変わりを防ぎやすくなるだろうと思います。

家族や部下など誰かの考え方や行動を変えないと大変なことになると思っている人もいるかもしれません。

実は人はあくまで自分の価値基準で考え行動するので誰かを変えるのはかなり難しいです。

大勢の人に協力してもらって長い時間をかければ変えられる部分もあるでしょうが、普通はほぼ無理と考えたほうがいいです。

誰かを変えたいのであれば、自分が変えさせるのではなく、本人が自分から変わるのを待つしかありません。

とはいっても本人に気付きを与える方法もあります。それはよりよい情報を提供することです。つまり本人の学習を促すことです。

その人が変わるかどうかは試してみないとわかりませんが、ともかくいい情報を上げてそこから気付きをえて学んでもらうことのほうが人を変える可能性が高いです。

お金持ちほど子供の勉強にお金をかける傾向がありますが、こういう仕組みをよく理解しているのだろうと思います。

人が変わるのは自らの学びからであり、学ばない人は変わらなし変えられもしないということですね。

最悪の事態への対処法は「備えあれば患いなし」ということです。調べておけば案外いい対処法があるかもしれないので定期的にネット検索しておくといいです。

原因がはっきりしている不安はちゃんと対処する

不安の原因がわかっているときは対処したほうがいいです。厳しい言い方になってしまいますが、対処しないならあきらめて受け入れるしかないです。

不安というより不満に近いかもしれませんが、自分の身の回りに起こることを一番対処できる可能性が高いのは自分です。

自己責任ということです。

仕事の不安であれば能力や時間の不足、仕事も含めた人間関係であればストレスの元になる上司や部下・同僚、家族では思うようにしてくれないといったことが原因になりやすいです。

基本的にはできる範囲でよりよい対応をとることです。仕事であれば能力の問題ならスキルアップ、時間の問題なら上司や顧客などと相談することです。

人間関係では、誰かにストレスを与えたがる人やマウンティングなどで積極的にストレスを与えている人がいます。

近頃は知られてきているようですが、わざとやっているような人を変えるのは特に難しいのです。対処法は距離をとることです。

ストレスを感じないように仲良くすることは難しいです。根本的な価値観が違うので話し合って解決する訳でもありません。できれば会わないほうがいいです。

どうやらこれが通説になっていきそうです。

切れない人間関係にある人はなるべく距離をとって自分から話かけるようなことはしないよういにして、切っていい友人関係などはいっそのこと切ってしまったほうがお互いのためになるといった考え方です。

これは時代の流れで、私たちが自分の交友関係を選べるようになったことでわかってきたことです。

昔の農耕社会で田畑に人がしばり付けられていたころは他の土地に自由に引越することすらできなかったのでその集団のルールに従うしかありませんでした。

それが今ではネットもありますし交流する相手が自由に選べるようになっています。自由に選べるのだから不本意な人間関係にしばられる必要はないということです。

しかも不本意な人間関係はお互いにとって悪影響になるので、むしろ離れたほうがいいという流れです。

人は暇になると不安になる

これはかなり前からわかっていたことのようです。原因は暇かもしれません。

忙しい毎日を送っていてやっと休みになってもやることがなく暇を持て余してしまうと不安になる人が多いそうです。

何か自分が楽しんだり満足できそうなことをさがせば大丈夫です。

自分が何をしたいのか、どんな人間なのかよくわからないという人は、性格診断や自己実現などを調べてみてください。

今はYouTube動画が充実してきているので入門編としては動画で人から学ぶのが楽でけっこう的をえていたりします。

理想に近い人やいい人の真似をすることでもよりよい自分に近づきやすくなります。

不満も解消できる

不満の仕組みもだいたいわかっています。解消法もわかっていてだいたい説明されているので細かい話はネット検索してみてください。

まず人の心の基本として、自分の信じているルールと違っていること見聞きしたとき、不公平であるとき、正当な評価がされていないときなどに不満を感じるようなっています。

これは人が持つ心の特徴なのでいたしかたありません。ですが、原因や仕組みを知り、考え方を変えることで不満を感じにくくすることができます。

不満を感じるのは人の心の正常な反応なので基本的にはなくなりません。

宗教で悟りを開いたりするとなくなるかもしれませんが、普通の人には無理なのでなるべく気にしないで済むような考え方を身に着けていきましょう。

不満に対処する方法論は基本的には宗教と同じですね。考え方を変えるということです。

基本的には不満の原因を解決できそうならそのために努力して、無理そうなら自分の責任範囲外だとでも思ってあきらめるなどして、それに対する答えを自分の中で出してしまうと考えずにすむようになるので楽になります。

自分の信じているルールと違うという不満

自分が子供のころから守らされてきたルールを守っていない人を見たりすると不満に感じます。常識と違うことやズルいことや悪いことやっているのと見ても不満に感じます。

実は常識もそうですが自分が正しいと信じているルールは人によって内容や解釈がけっこう違っています。

この事実を理解すると「まあ、そういうものか」という気持ちがわいてくるのではないでしょうか。

元々ルールが違うと思えるようになれば不満に感じている人や物ごとに対して寛容になってあまり気にならなくなっていきます。

人の考えや感じ方はそれぞれで、それを他人が変えるのは難しいです。

たとえば、この記事を読んでいるあなたも納得できないところは受け入れないでしょう。人とはそういうものなのです。基本的な考え方や価値観は自分で感じて決めるので誰かが簡単に変えられるようなものではないのです。

自分の信じているルールも同じです。正しいものや常識と信じられているものであってもそれをすぐに受け入れてくれるというものではありません。

自分ルールと違うことへ不満を感じてしまうのは人の心の動きとしてしかたないのですが、すぐにはどうしようもないものだとわかれば、それほど気にならなくなっていきます。

どうしもて守ってほしいルールは後で説明する問題解決方法などを参考にして、ちゃんと守ってもらえるように対処していってください。

不公平じゃないかという不満

人は不公平なことにも不満を感じます。自分の信じているルールと違うというときも不公平感を感じていることがあります。

これも人の心の自然な動きなのでどうしようもありません。

すぐに公平な状態に変えることができるならそうすれば解決するでしょう。ですが、そうできないことのほうが多いはずです。人の力や影響力には限界があります。

これもすぐには変えられないので、致し方なし、と割り切ってしまえば、それほど気にならなくなります。

これもどうしても不公平な状態を変えたいというものは問題解決方法などを参考に対処していってください。

正当な評価がされていない不満

近頃よく話題に上る心理学の承認欲求が満たされない状態です。

主に自分や身内の評価が自分が思っているよりも低かったり、バカにされたりするときに人は不満を感じます。

これには自分ではわかりにくい落とし穴があります。人は基本的に自分を少し高く評価してしまうという心のクセがあることです。

人が思ったまま、感じたままに何かを評価すると、自分を少し高く評価してしまうので、実際の評価とはずれてしまい、結果的に事実とは違う評価をしてしまいがちです。

他人のことをバカにしていろいろと話している人がいますが、その人の自己評価は少し高くなっているので、その人が少し格下だと思っている人とその人が同格くらいで、その人が同格くらいだと思っている人は実際にはその人より少し格上なことが多いです。

この感覚は人が成長していくときには有利に働くこともあるので、一概に悪いとはいえません。

ただ人にはそういう心のクセがあるので自覚しておくとより事実に近い判断ができるようになるので覚えておいて損はないです。

人は自分や自分の好きなもの嫌いなものなど関心の強いものが、自分の評価と違うときにも同じような不満を感じます。

拡張自我と言っていいと思いますが、人は自分が関心のあるものやそれらの評価も含めて自分の存在の一部と感じる傾向があるので、遠回しに自分が間違って評価されているように感じて不満を持ってしまうのです。

自分だけでなく家族や出身校、会社、地元、自国などがバカにされると嫌な気持ちになりますよね? その感情です。

これも仕組みがわかってしまえば「あの悪口はただのマウンティグで面倒だからスルーしよう」とか考えられるようになっていきます。

不満の原因を客観的に理解する

原因がちゃんとわかるようになると不満の多くは処理済みの感情となって不満感は薄れていきます。

気にしないで済むようになってしまえば勝ちなので早く気にならないようになるように冷静に分析してしまいましょう。

言葉にしてみると自分でも客観的に考えやすくなり、対処すべき問題かどうかなどがわかりやすくなります。

自分が気付いてないだけで本当はやりたくないことを知らず知らずのうちにやっていることもあります。冷静に自分の気持ちを見直してみましょう。

原因がわかったら次の問題解決法の項目を参考にして解決のための行動をとりましょう。

問題解決法

不安や不満の原因がわかったらそれに応じた対処をしないといけません。そうしないと不安や不満が残り続けてしまいます。

自分が対処できる問題なのかそうでないのかというのを最初に考えてここまで書いてきた内容をよく思い返してみてください。

ここでは一歩進んで一般的な問題への対処法を説明します。

実は世の中には問題対処法が学問的に研究されていて、効率的な対処法がだいたいわかっています。

基本的には状況の分析、問題の細分化、正しい原因の特定、よりよい対処法の実行という流れになります。

問題の解決がうまくいかないときは分析や原因の特定ができていない可能性が高いです。

ここで忘れられがちなのが問題の細分化です。

原因にはさらにその原因となる原因があることがあります。

私たちがひとつの問題だと思っていることをよく分析してみると、いくつかの問題に分けることができます。

そのうちのどこかに原因があったり、それらの関係性が問題の原因になっていたりすることがあります。

問題に含まれる要素をできる限り細かく分類してそれぞれに対して、さらにそれぞれに関係に対して原因や問題点を分析していくことで、より正確な原因を知ることができるようになります。

問題を細分化するときは具体的に考えるように注意してください。

言葉が違うだけで似たことを表すような抽象的な分析をたくさん並べてみても、そこから具体的な対処法を考えるのは難しいです。

細分化は愛や大人の定義などの意味の広いもの考えることは違うのでなるべく具体的に現実的に考えてください。

原因が特定できたら次は対処しないといけません。

すぐに対処が終わる問題ならいいのですが、時間がかかったりずっと対処を続けない問題もあります。

そういう問題への対処は経営学が役に立ちます。長期的な対処法を考えるということは、自分の行動を運営していくことなので、運営を管理する経営という考え方が役に立つのです。

詳しいことは「問題解決(学)」、「経営(マネージメント)」などで検索してみてください。

人の悩みはだいたい人間関係が原因なので心理学や認知科学、行動分析なども知っていると役に立ちます。

最後に一番大事なことは取り組みを続けることです。問題解決には思いのほかたくさんのことを知ったりやったりしないといけないことがあります。

問題解決をあきらめようかと思ったときは、自分がその問題の解決に十分な時間と労力をつぎ込んだのかもう一度考え直してみてください。

たとえば英語学習だと誰がやっても3000時間はかかるそうです。1年は約50週なので1週間10時間勉強すると1年で500時間になります。そうなると6年は勉強を続けないと英語は身に着かないという計算になります。

そんなの無理だと思う人が多いかと思います。逆にすぐには無理でも気長にやれば身に着くはずだと思いやる気が出てきた人もいるかもしれません。

同じ問題に対処した人の話を検索してみるのもいいです。かかる時間や効率的なやり方などがわかってくるだろうと思います。

仕事の不安や不満

これも自分の心や行動を冷静に分析して問題解決方法を試せばだいたい解決に向かわせることができるだろうと思います。

ビジネスの分野はビジネス系YouTuberというのが流行っていて、かなりレベルの高い話をただで教えてくれているのでそちらを参考にしてください。

知っているだけでも面白いと思いますが、基本的にはノウハウなので実行しないとあまり意味がない情報が多いです。自分に役立ちそうなものを探して実行していってみてください。

たぶん大企業の社長なんかが話を聞いても学べる部分があるだろうと思います。あのレベルの話がただで聞けるとはいい時代になりましたね。

まとめ:不安や不満は原因を知って対処すればいい

夜、布団に入り眠る前に夜な夜な不安や不満で頭がいっぱいで眠れぬ夜をすごしていた人もいると思います。

毎晩、考え、悩み続け答えが出ればいいです。ですが、そうでないなら考え方ややり方を変えたほうがいいです。

人生における問題は自分で対処できるものとそうでないものに分けられます。自分の影響範囲にあるものとそうでないものがあります。

自分で対処できそうなら対処して解決してしまい、そうでないものはあきらめて放置するしかないのが現実だろうと思います。

要はその見分けをより早くやってしまえば不安や不満から解放され、嫌なストレスをいつまでも感じ続けなくてよくなる訳です。

そのためには原因を冷静に判断してちゃんと対処していけばいいだけです。

ちなみに眠る前に布団の中で考え事をするのは効率が悪いです。眠る前は1日がんばった後で心も体も一番疲れた状態にあります。この疲れた状態だとあまりいい考えは浮かびません。

夜更かしすることにもなり睡眠時間が減り疲れもとれにくくなってしまいます。夜中になると考え方も複雑になりがちなのです。おかしな考え方も浮かびやすくなります。

それよりも早く眠って翌朝考え直した方がいい考えが浮かびやすいです。朝のほうが単純で本質に近い考え方をしやすくなります。

裏技的な話ですが、私の経験だと夜中に目が覚めたときも案外いい考えが浮かんだりします。昼寝の後もそうです。

人は眠っている間に頭の中を整理していると言われていますが、どうやら本当なのではないかと思います。

物語に出てくる天才たちもよく昼寝しているところが描かれていますね。

最後に、この記事とはやや矛盾しているのですが、人の心は少しネガティブな部分があって、リスクを常に探してしまう傾向があります。

不安のすべてにちゃんと対処するとどうなるのか、幸せな人生がまっているのか、というと前よりはよくなりますが、また新しい不安が生まれてきてしまいます。

これも人間の心のクセです。運命と言ってもいいかもしれません。人間は不安を完全になくすことができないのです。

対処法としてはほどよい不安を持ち続けておくくらいがちょうどいいようです。

不安はすべてなくすべきものではなく、うまく付き合っていくべきものなのです。

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