勘というのは経験則だと科学的に分析されています。
要は経験を元にした予想や判断だということです。
経験の少ない人の勘は当たりにくいのであてになりません。
ありがたいことに勘に頼らなくても客観的なデータを知ることが出来るツールがたくさんあります。
経験を積んで勘が磨かれるまではツールで調査分析を続け、より客観的で正しい現状把握と適切な対応が取れるようにスキルアップしていきましょう。
実際にはツールは初心者だけでなく上級者にも必須なのでアフィリエイターであれば毎日使っていくものになります。
ツールを使いこなすことはアフィリエイターの必須スキルです。
この記事ではそのツールの紹介と簡単な説明をしています。
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案件選び ASP管理機能
案件はASPの管理画面で選びます。管理画面はオンラインの商品管理ツールと言えます。
登録した各ASPの管理画面にログインして検索し、提携企業が出している案件の広告リンクをコピーして自分の記事にHTMLコードとして貼り付けます。
新案件やキャンペーン中の案件はメールでも連絡がくることがあります。
ちなみにコードに入っている改行のせいでデザインが崩れることがあります。
HTML内の改行はブラウザで表示されるときには無視されます。
コード改変にはあたらないはずなので削除しても問題ありません。(提携企業も別に気にしてないはずです)
そもそも使ってないとは思いますが、メール用のリンクはテキストデータ(文字情報)なので改行を勝手に削除すると怒られる恐れがあるのでやめておいたほうがいいです。
関連 商品サービス(案件)選びと広告リンクの入れ方(設定方法)
キーワード・関連語・共起語の調査分析
関連語を網羅するならラッコキーワードがおすすめです。
各キーワードをもっと細かく分析したいならContentSerch(コンテンツサーチ)、直観的にキーワードマップだけ見たいならOMUSUBI(おむすび)がおすすめです。
業界的にはラッコが人気でまずはGoogleとセットで使って全体像を確認する人が多いようです。
参考 ラッコキーワード 人気ツールでGoogle以外のサジェストを同時に確認する機能や検索ページへのリンクも表示
参考 ContentSearch 「関連ワード」「共起ネット」から関連語の詳細な分析結果やキーワードマップが見られる
参考 OMUSUBI グラフィカルなツリーのキーワードマップで直観的に各キーワードの重みが分かる
以下、補足。
関連語と共起語はSEO的にはほぼ同じ意味です。
本来の言葉の意味としては共起語が正しいのですがGoogleが「関連」と呼んでいるのでそのまま関連語と呼ばれているようです。
サジェストは提案という意味で関連語・共起語と同じ意味で対訳になっています。
キーワードのニーズを調べよう
検索キーワードの検索回数や話題になった回数からキーワードのニーズを評価していきます。
トレンド分析
Google トレンドを使うとおおよその需要が確認できます。
そのキーワードがどれくらい注目されているか調べることでそのキーワードやジャンルの世間からの需要が分かります。
2004年からの推移を見れば長期的なトレンドが分かり流行すたりも丸分かりです。
ブームが完全に終わってるとかも分かっちゃうね
アフィリ商品の中にも寿命が短いのがあるから注意!
関連トピックも分かるのでジャンルを絞る参考になります。
あまりにも需要が少ないとビジネスにならないのでそのジャンルの規模観を確認しておきましょう。
細かいデータは出てこないので細かいキーワードは次の検索ボリュームを調べます。
検索ボリューム
キーワードプランナー(Google)でおおよその数値を調べることが出来ます。(使い方は次の項目で説明)
検索ボリュームは各キーワードのユーザーからの月間検索回数のことです。
Google検索結果でも件数が表示されますがこれはコンテンツの総数なのでユーザーの検索回数とは直接は関係ありません。
実際にユーザーが各キーワードで何回くらい検索しているのか分かり、ユーザー動向を確認する目安になるのが検索ボリュームです。
実際にはあいまいな数値しか確認できませんがユーザー数を予想出来るためマーケティング的に重要な指標になります。
検索ボリュームはおおむね、
1000回以下をスモールキーワード、
1000~10,000回をミドルキーワード、
10,000回以上をビッグキーワード、
と呼んで区別しています。
ビッグ・ミドル・スモールを混ぜてロングテールキーワードを作ることで徐々に条件が絞られたバランスのいいキーワードを作りやくなります。
キーワードには検索意図があり、ビッグはそれが多くスモールになるつれて少なくなります。
ビッグ3語のロングテールだと意味が広くなりすぎ、スモール3語だと共通点が少なすぎてどちらも検索意図に対応しにくくなります。
そのためビッグ・ミドル・スモールの3つか、さらに1つ加えた4単語のロングテールを狙うのが基本的な戦略になります。
参考 Googleキーワードプランナーとは?意外な使い方と代替ツール完全まとめ|株式会社キーワードマーケティング 複数キーワードで何でも調べらる(Googleで広告配信を利用すると詳細データが見られるはずだが1000円程度では見られない)
参考 aramakijake.jp キーワード検索数 チェックツール|無料SEOツール 検索結果がなくても関連語から調べられることがある
キーワードプランナーの使い方 2022年版 初期設定から検索まで
使える状態にするまでの広告設定が面倒くさいですが我慢してがんばりましょう。
検索ボリュームとキーワードを調べる手順を説明します。
(1) Googleアカウント作成(ない場合)
(2) キーワードプランナーサイトから「移動する」でログイン
(3) キャンペーン作成
作成ボタンから設定を進めてテーマ/キーワード/予算/URL/見出しなどを仮で入力します。
キャンペーン作成は検索ボリュームの調査には必要ないので仮でテキトーに入れておけばいいです。(「あああ」とかでもよい、後から変えたり作り直せる)
項目が多いので省略しますが、テキトーに入力して作成完了しようとすると見出しを5個以上入れろとかエラーが出て面倒なので書けるところは多めに書いておくと楽です。
(4) 支払い口座登録の警告が出るが調査には不要なので非表示へ(広告は出稿しなくても使える)
(5) 上のメニューから「①ツールと設定」⇒「②プランニング」⇒「③キーワードプランナー」へ
(6) 検索ボリュームを調べる:キーワードを入力して「開始する」
一行に複数のキーワードを入れたり、改行してキーワードを追加するれば一気に調べることもできます。
GRC に登録するクエリと同じなので狙うキーワード、サチコで検索されてるキーワードなども入れて何パターンも作って試しましょう。
(7) 月間平均検索ボリュームが表示(おめでとうございます!)
(8) キーワードを調べる
もう一度上のメニューから左の「新しいキーワードを見つける」から移動しまてキーワードを入れて「開始する」と次のような結果が見れます。
ちなみに検索ボリュームも表示されるので初めからこっちにしてもいいです。
初めからそういいなさいよ
ライバルをツールで調査
ライバルサイトはGoogleなどの検索エンジンやGRCなどの順位チェックツール、ドメインパワーチェックツールなどで調査できます。
Google検索順位にはChromeのシークレットモード
検索上位サイトはGoogle検索でチェックできます。ですが、普通に検索するとユーザーごとにカスタマイズ(パーソナライズ)された結果が表示されてしまいます。
これはGoogleChromeのシークレットモードを使うとさけられます。ライバル調査もそうですが自分のサイトの表示順位もシークレットモードで見たほうがいいです。
それではシークレットモードなら正確な結果が分かるのかというとそうでもありません。
Googleがユーザーごとにカスタマイズした結果を表示してしまうので、各ユーザーの表示結果とシークレットモードでは結果が違う可能性があります。通常の検索結果はすべてカスタマイズされているので正確な結果というものはそもそも存在しません。
とはいえ、シークレットモードではカスタマイズされていない結果がでるのでこれが標準的な結果だと言っていいでしょう。
GRCなどの順位チェックツールの結果は正しいの?
シークレットモードかどうかは分かりませんが、クローラーのようなロボット検索になっているはずなので標準的な順位が確認できるはずです。使うユーザーごとに違う結果になるようなことは多分ないはずです。
ドメイン歴をチェック
検索上位サイトのドメイン歴を調べると強豪サイトか若いサイトか区別できます。
若いサイトのが多いクエリが狙い目です。逆は絶望的なのでさけたほうがいいです。
検索 「ドメイン歴 調べ方」
自分のブログをツールで分析
関連 ツール活用【運営ブログ分析編】勘(カン)ではなくSEO評価を元に対応(ツール説明&リンク集)
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参考サイト
キーワードツール おすすめ&役立つ!目的別キーワードツール12選 キーワードファインダー
ツール紹介
目的に合ったものの中で使いやすいものを探していってください。(この項目はいずれ比較と分析の項目にしていきたい)
Google Search Console サーチコンソール、通称サチコ、Google検索サイトでの表示回数やアクセス回数/クエリが分かって便利、サイト/ページ内検索機能が弱いが初期の表示件数(1 ページあたりの行数)を増やすと検索しやすくなる
Ubersuggest 検索ボリューム、SEO難易度、有料難易度、クリック単価(CPC)
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