利益が出るまで実際にどれくらいの時間と労力がかかるのか調べてみました。
1年や100記事と言われてもかかった作業時間やアクセス数などがよく分かりません。
統計や成功者の記録などから具体的なデータを調べて分析しました。
関連 アフィリ戦略トップページ
アフィリエイターの月収比
これが現実なので、初心者の方に収益がなくてもそんなに気にする必要はありません。
それが普通だからです。
月額アフィリエイト収入
引用元 アフィリエイターの10.1%が月1万円以上のアフィリエイト収入を獲得!日本アフィリエイト協議会(JAO)が『アフィリエイト市場調査2019』を発表 日本アフィリエイト協議会のプレスリリース
4割の人が無収入、7割が月収1,000円以下ですから、やはり初心者の方が稼げなくてもそんなに気にする必要はないです。
アフィリエイトでの1ヶ月間の収入
引用元 「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2019
こちらは別団体の調査結果です。1,000円以下が5割弱と少し少なめな結果になっています。
アフィリエイトを始めて何年ですか?X月の収入金額
引用元 アフィリエイターが選ぶ「満足度1位のASP」回答者数No.1は「A8.net」 – アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2016 – NPO法人 アフィリエイトマーケティング協会のプレスリリース
こちらはキャリア別の月収です。
1年目のルーキーは約半分が無収入で7割が月収1,000円以下ということで、だいたいこのあたりが現実とみられます。
1,000円以下の7割のルーキーの方たちは多くは毎年半分ずつくらい辞めていっていることがグラフから読み取れます。
ですから、2年以上がんばれれば誰でもそこそこの収入を期待できると考えられます。
まさに継続は力なりですね。
ちなみにこちらの引用元には他にもアフィリエイターであれば気になるデータがたくさん載っているので見ておいたほうがいいです。
ブログ収益格付け表
引用元 【超本質】ブログで収入を稼ぐ8つの仕組みを公開【収益格付け表あり】 ColorfulBoxMedia
こちらは客観的なデータではなくサイト作者さんが独自に作った基準ですが、面白いので載せておきます。
正確な数字は企業秘密なので公開できないそうです。
ちなみに最高ランクのレッドペリルは宝石のことです。
ブラックのSはスーパー、SSはスーパースペシャルの略です。
A8.netでブラックSSランクになるとはちこちゃんフィギュアという粗品がもらえるそうです。
まさかこの微妙なかわいらしいフィギュアが月収1000万(?)超えのアフィリエイターの証とは驚きですね。
FF1のねずみのしっぽ的なイメージでしょうか。
アクセス数・PV数と収益の関係
アクセス数と収益(ASPアフィリエイト)
アクセス数は人が何人そのページを見たかという数字です。
同じ人が何回も同じページを見てもカウントしない測り方で閲覧人数を計測したのがアクセス数です。
1万アクセスで5千~3万円くらいですから、まずは1万アクセス突破を目指したほうがよさそうです。
10万円を狙うには1万アクセスは必要になりそうです。
参考サイトによると月間3千アクセスあればドメインパワーがついてくるのでまずはこのあたりを目指すのがよさそうだとありました。
最初は収益化ページばかり作るのではなく、アクセス数集めのための有益な記事を増やしていくという方法もいいかもしれません。
ちなみにクリック率が平均3%、成約率が1~3%、報酬単価3,000円で計算された数値だそうです。
これは高クリック率で高単価での試算なので平均よりも2~3倍多い数値になっていると考えらえます。
逆にもっと高単価狙いならもっと少ないアクセス数で高収益を実現できるはずです。
成約率はそもそもジャンルによっても変わってくるのでおおよその目安と考えておいたほうがいです。
月間アクセス数 | 収入目安 |
3,000以下 | 3,000円 |
3,000~ 5,000 | 5,000円 |
5,000~ 10,000 | 30,000円 |
10,000~ 20,000 | 100,000円 |
20,000~ 30,000 | 300,000円 |
30,000~ 50,000 | 1,000,000円 |
PV数と収益(Googleアドセンス)
よく言われるように金額はかなり少ないですね。
おまけ程度の収益です。
とはいえ、もらえるものはもらっておきましょう。
ちなみにGoogleアドセンスルールなのでPV数を基準にしています。
PV数はそのページが単に表示された回数のことです。
同じ人が何度も繰り返して見てもカウントされる一番細かい閲覧数のことです。
月間PV数 | 収入目安 |
100以下 | 30円 |
100~1,000 | 3,000円 |
1,000~ 3,000 | 1,000円 |
3,000~ 5,000 | 1,500円 |
5,000~ 10,000 | 3,000円 |
10,000~ 20,00 | 6,000円 |
20,000~ 30,000 | 9,000円 |
30,000~ 50,000 | 15,000円 |
50,000~ 100,000 | 30,000円 |
100,000~ 200,000 | 50,000円 |
200,000~ 400,000 | 100,000円 |
参考 アフィリエイトのアクセス数・PV数ごとに収入報酬目安を公開! アフィリエイトガイド
記事(ページ)数と収益の関係
これは個人のスキルに左右されますが、そもそもデータが見つかりませんでした。
記事によって量や質が違うので平均化して比較してもあまり意味がないのだろうと思います。
とはいえ、おおよそ30~100記事とみられています。
コツがつかめるまでは「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」理論で記事を書きまくり、コツがわかってきたら質を上げる方向にシフトしけばいいと思います。
いわゆる量から質への転換ですね。
このターニングポイントをうまく見極めていってください。
ネットにいろいろな情報が出ているので気になるところですが、初心者はその情報の良し悪しを判断する力さえないので、まずは量で攻めていって実力をつけていきましょう。
KYOKOさんが10万円突破したときには600サイト(ページ)も作っていたそうです。
他には月収1000万稼ぐスーパープレーヤーの方は稼げるまでに1万記事も書いたそうです。
初心者の参考にはなりませんが、たくさん記事を書くいていく中で試行錯誤していけばスキルアップしていけると考えておけばいでしょう。
継続は力なり、努力が大切です。
まとめでに書いてありますが、あとは工夫や試行錯誤も大切です。
参考 アフィリエイトで稼ぐための記事数は?最短本数で成功する4つのコツ
KYOKOさんの場合
今や年間億を稼ぐと豪語する有名アフィリエイターで塾も運営しているKYOKOさんが自身の収益推移を告白しています。
2021年現在、アフィリエイトをメインに情報発信されている方の中では最大の情報量を誇るであろうトッププレーヤーかつ塾運営者のKYOKOさんですから自分とは違うと思う人も多いかもしれません。
出足は地味な感じですが4カ月で10万突破、11カ月でトータル100万円突破という成果を上げています。
初めから塾に通っているあたりが賢い感じですね。
期間 | 収益 | 補足 |
1カ月 | 7,200円 | せいやさんの塾通いとサイトアフィリエイト開始(2016年8月1日) |
2カ月 | 36,000円 | |
3カ月 | 86,000円 | 塾終了 |
4カ月 | 10万円 | 以降、ペラサイト・アドセンスなど併用 |
5カ月 | 12万円 | |
6カ月 | 20万円 | |
8カ月 | 30万円 | |
9カ月 | 45万円 | KYOKO塾開始 |
10カ月 | 70万円 | |
11カ月 | 100万円 | 以降も収益を伸ばし続けている |
3人の子育てと並行して眠気と戦いながら成し遂げたそうです。
その数年後には年間億せいでいるとのことですが、アフィリと塾運営の収益比率はよく分かりません。
塾は月収30万のときに開いているので元々は月収10万突破くらいを目指す人向けの初心者セミナーのよなものだったのだろうと考えられます。
その後、年間億稼いでいるということですが、月100万稼いでも年間1,200万にしかならないので、月900万弱は稼がないといけません。
億稼いでいる内訳は塾関連の利益のほうが多くを占めているのではないかと考えられます。
それにしても別の人の塾に通っていたとはいえ、初月から7,200円の収益はすごいですね。
ですが、10万突破したときには600サイトも作っていたそうですから、並外れた努力を重ねた結果、成し遂げた成果だったと言えます。(600サイトもあれば自分で被リンクを増やせるのでSEO的ににも有利)
休む日も決めていたそうですが、基本的に毎日イヤでも記事を書くと決めてがんばっていたそうです。
すごいとは思いますが、普通の人が真似するのは難しそうです。
参考 サイトアフィリエイト始めて1年経過!KYOKOが徹底してやってきたこと
参考 【初心者ブロガー必見】新サイト開始3ヶ月のアクセス推移と記事数 クロネコ屋の超ブログ術
複数ジャンルを扱う雑記ブログ時代は終わった?(サイト設計)
ここで少し記事の構成について説明しておきます。
複数記事でどうやって網羅性を実現するかという話です。
とかく記事数が問題にされるアフィリ業界ですが、記事数よりも専門性を重視すべきで特化型のほうがよいという説があります。
たしかにGoogleはEATとして専門性・権威性・信頼性を重視すると公言しています。
ユーザーは素人の感想よりも専門家の意見を求める傾向があります。
専門性は大事です。
さらに複数ジャンルを扱うことから結果的に広く浅い内容のサイトになりがちな雑記ブログは元々成功しにくいものだったという理由もあります。
雑記ブログ100記事よりも特化ブログ50記事のほうがSEO的に評価を上げやすいというのも一理あります。
特化ブログをすすめる側からすると、まずはひとつの狭いジャンルに特化してある程度評価を得てから次のジャンルに手を広げればいいとすすめています。
それはたしかにそうなので雑記ブログで3ジャンル以上を扱おうと思っている人はいったんがまんしてジャンルの範囲を小さく絞った1ジャンルを攻めていったほうが効率がいいです。
増やしていくジャンルを先に考えておけば効率的にジャンルを増やせるのでよく考えておいたほうがいいです。
考えてみればわかりますが、関連性が弱すぎてどうしても1サイトで扱うには限界のあるジャンルもあります。
それがわかってしまったときはすべて扱うことをあきらめるしかありません。
それでもあきらめないといけないことが先にわかっただけでもいいことだと思います。
20記事とか大量に書いてしまった後に全部捨てるしかないとわかるよりもかなりマシです。
ひとつのサイトに収まらないジャンルは別のサイトに移すこともできるのでドメインを増やしてしまう方法もあります。
いろいろ工夫してうまくやってきましょう。
下の参考動画では月収1,000万プレーヤーのなかじさんが、雑記ブログはもちろん、普通の特化ブログでもライバルに勝つのは難しいとして、超特化ブログをすすめています。
まとめ記事をトップにしたツリー構造になるように複数の記事を構成し、全体のまとめと詳細を別記事で扱う構成をすすめています。
狭く絞ったジャンルをさらに複数の記事で扱い、それらをまとめる記事をトップにするというやり方です。
論文や学術書などのように上位カテゴリーから下位の細かいことを説明して理にかなったスタイルです。
雑記ブログや範囲が広めの特化ブログで稼げたのは2017年までの話だとも説明しています。
繰り返しになりますが元々雑記ブログは弱かったのでそれほど急激な変化とは言えないのかもしれません。
ですが、理論的に構成された超特化ブログが有効なのは間違いありません。
関連 競合/収益性/知識/経験を基準にした勝てるジャンル選び
参考 ブログ初心者が稼ぎたければ、超特化ブログを作れ【雑記、特化では稼げません】
まとめ 継続と工夫が勝利のカギ アフィリエイト実験を続けよう
初心者が目指すべきは3千アクセス、100記事以上くらいでよさそうです。
そのためには継続と工夫が必要です。
継続していれば自然とよりよいをひらめくと思いますが、同じスキルや知識で同じことを繰り返していてもあまり意味がありません。
継続から学び、新たな知識をえて、それを自分のスキルとして習得していかないと成長できません。
かのアインシュタインも”同じことを続けても違う結果にはならない”と言っています。
結果を変えるには行動の内容を変えるべきです。
同じスキルで同じような記事を書いていても同じ結果にしかならない可能性が高いです。
同じ記事でも新たな知識を活かして何度も書き直していけば質が上がっていきます。
まずは記事を書くという行動を続け、同時に知識を増やしスキルを高め、試行錯誤を続けていけば収益アップしていけるはずです。
万が一、工夫しながら継続しても収益が増えないとすれば、継続時間や工夫の仕方に問題があるはずです。
もっと徹底的に時間をつぎ込み、人のやっていない大胆なやり方を試してみてください。
アフィリ記事と収益、Googleなどの動作実験を続けるようなイメージです。
自分の行動を収益最大化の最適解に近づけていってください。
ちなみに、良質な記事を書くには10~20時間はかかると言われています。
良質な記事を書くには1記事10時間かかるので100記事だと1000時間かかります。
逆にいうと、それまではまともな収益がなくてもそんなに気にする必要はないです。
最低1000時間は収益がなくても仕方ないものと思い我慢して継続と工夫を続けてみてください。
その先にはきっとあなたが望む世界が待っているはずです。
おまけ 次の目標を時給換算してみよう
1記事10時間で1000記事書くと1,000時間かかります。(※1記事3時間で書ける人だと3分の1くらいのイメージになります)
時給を日本の最低賃金に近い1,000円と仮定すると、1,000,000(百万)円の投資をしたことになります。
百万円の時間的な負債を追っているイメージです。
1,000時間つぎ込んで1,000円稼げたとすると時給は1円です。
1年で100記事書いたとすると1,000時間かかり、百万円投資したこととほぼ同じようなものです。
(本当はこれにSEOや関連情報など他の調査時間もかかるので本当はもっと時間がかかりますが一旦計算しないことにします。)
1記事を書くのにかかる時間は人それぞれでしょうから、目安としては100記事1,000時間として、自分の時給を計算してみてくだい。
おおまなか数字になりますが、そうすれば自分のパフォーマンスを客観的に測ることができます。
自分の時給が分かればかけた投資を回収するためにもっと稼ぎたくなるのではないかと思います。
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