想いのままに書きたい記事を書き続けると同じことを何度も書いてしまったりして無駄が多く説得力のないサイトが出来上がってしまいます。
先にサイト設計しておけば悩み解決から成約までに必要な記事が計画的に書け、収益率の高いサイトを作ることが出来ます。
ここでは役に立つサイト設計のやり方を説明します。
サイト設計をやったことない人やそもそもどんな記事を増やしていけばいいか迷っているような人には特に役に立つはずなので読み進めてみて下さい。
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サイト設計の流れ
先に全体の流れを説明しておきますので何をすべきかよく分からなくなったらまた見直してください。
- 人気ジャンルのカテゴリーから自分が勝てるカテゴリーを探す(悩み・ニッチさ・品質・必要規模・需要・収益性などの調査)
- 特化ジャンルに絞る(超特化)
- 必要なカテゴリー・テーマを洗い出す
- 各テーマに必要な記事を洗い出す
作業の進め方:マインドマップと記事・タイトル・見出しをリストアップ [課題]
課題 ここから先はノウハウを学ぶと同時に実作業も進めていきましょう。
読んでるだけじゃノウハウコレクターで終わるから手を動かすんだ!
知識のための知識、ノウハウのためのノウハウを探す行動を先に初めてしまうと記事やサイト作成の作業がおろそかになりがちです。
記事を書くことやサイト(ブログ)の設定やデザイン向上、案件選定などの実作業をきっかけに作業を進めるていけば、実作業がアフィリ活動の起点となり記事・サイトなどの成果物が増え質も上げていくことが出来ます。
- 情報収集(確認) → ニュース/状況確認が目的
- ノウハウ集め(勉強) → 自分のスキルアップが目的
- 記事作成/サイト構築(実作業) → サイト品質アップが目的
情報収集やノウハウ集めは時間や能力の問題があるので後回しにしたほうが効率的です。
人は活動を続けると時間とともにエネルギーを使って疲れてしまい能力も下がっていくので、一番優先すべき実作業を最初に取り組むことで自分の高いパフォーマンスが出せる活動時間を使えるので有利だからです。
先に思考/判断が必要な頭脳労働をやって、情報チェックのような作業労働は後回しにしましょう。
情報収集やノウハウの確認は読んだり見たりするだけだから多少疲れていてもやりやすわね
自分のスキルアップも大事ですが、サイト品質を向上していかないと収益は増えないので、収益につながるサイト品質向上に関わる作業をメインにして、スキルアップや情報収集のための時間は制限して後回しにしましょう。
メール/SNSチェックなども後回しにするか最低限の作業におさえたほうがいいです。
実作業では調査が必要になるので同時にスキルアップできるのでスキルアップ(勉強)だけを優先しなくても大丈夫です。
それでは次のツールを準備してあなた専用のファイルを作りアイディアや必要な情報を追加していくことであなたのサイト設計をよりよいものにしていってください。(MacユーザーはMac用のものを探して代用)
面倒だしボクはPCのメモ帳を使うからいらないよ
たしかにメモ帳などのテキストエディターでも文章やURLを保存できるので作業が出来ないことはありません。
ですが、さすがに効率が悪いです。
マインドマップは思考の整理に、
テキストエディターはその他のメモ全般に、
表計算ソフトは計算よりも記事や商品リストの管理に、
それぞれ役立つツールです。
思考の整理と情報検索、作業効率と時間短縮に役立つので使えるようにしておいたほうがいいです。
マインドマップはテキストエディターで代用できそうなイメージがあるので使わなくてもいいと思う人が多いかと思います。
ですが、人は視覚から得る情報量が多いのでアイディアを視覚化できるマインドマップは使っていない人が想像している以上に思考を整理する効率が上がります。
表計算ソフトは自作のサイトマップ記事やWordPressの投稿一覧やGoogle検索などで自分のサイトを検索すれば代用できますが、これも効率が悪いです。
記事というのは作成した後にも変更が必要になることがあります。
特に商品リンクの変更/削除、内部リンクの追加/変更などはどこかに管理するデータを作っておかないとどこにあるのか分からずひたすら探し続ける羽目にになってしまい面倒です。
かといって放置してしまうと「このブログは管理されていない過去のブログだ」などとユーザーに思われてしまい信用を失う恐れがあります。
せっかく記事を見に来てくれた見込み客を逃すのはもったいない
仕方ないのでせっせと記事を表示して探すことになりますが、内部リンクされた記事のタイトルを変更するたびに、毎回特化ブログ全50記事をいちから開いて調べて20分浪費したりするのはうんざりします。
他には更新日、分類、GRC登録の有無などの情報も追加しておくと便利です。
どうしても表を使いたくないという人はテキストでもいいのですが、商品リンクと内部リンクとページが紐づいたデータだけは作って管理しておいたほうが安全です。
サイト設計とは
どんなサイト(ブログ含む)をどれくらいのページ数(記事数)で作るかを決めるのがサイト設計の始めです。
ジャンル、ターゲット層、扱う商品・サービス、必要な記事などを調べて先に予想しておいてください。
初めから完成度の高い設計が出来るのが理想ですが、最初は仕方ないのでおおまかなところが決まったら作り始めたほうがいいです。
ドメイン名以外のほとんどのもの後から変えられるので細かいところはサイト完成までに作り上げれば大丈夫です。
ヒトデさんに学ぶサイト設計(特化ブログ) [課題]
特化ブログはターゲット、解決する悩み、テーマを絞ることで、全記事を使って関連商品サービスを提案していくという戦略です。
トッププロでもアクセスの多い集客記事は5%くらいしか書けないそうですが、そこから内部の記事へ誘導し、最終的に成約につなげていくという流れです。
全体的にかなり実践的な説明になっていておすすめなので動画で詳細を確認しておいてください。
課題 「要件定義書(テキストや表)」を新規作成して下のポイント1~4に対応するあなたが狙っているものを書き出しましょう。
注意 この時点では完全でなくていいので叩き台として一度書き出しておくこと。内容は必要に応じて更新していけばいい。
YouTube 【実例全公開】ブログ初心者必見!サイト設計の具体的な方法4ステップ!
ブログとサイトどちらがいい?
作りたいものによって変わってきますが、基本的にはブログ型のほうが定期的に更新することでアクセスを集められるのでアクセス数的に有利です。
サイト(いわゆるホームページ型)でもトップページなどに更新記事をアナウンスすることは出来ます。
ですが、やはりユーザーに定期更新されるイメージを持ってもらえないのでアクセス数は伸びにくいです。
ちなみにRSSでも通知することも出来ます。
せっかく更新情報を出してもサイト型だとユーザーが固定記事のあるものだと認識しているので一回全部見るか、必要なページを見たらそれ以降はあまり見てもらえなくなります。
それにくらべるとユーザーから定期的に見てもらえるブログ型のほうが有利です。
サイト型はより商品に近い比較サイトなどに向いています。
整理されたランキングページを起点に詳細ページへ誘導し成約につなげられるので成約に近いユーザー層(買うつもりになっているユーザー)への訴求力が強くなります。
ブログでも比較記事は書けるのでトップページにランキングを表示しておけばサイト型に近い構成にすることが出来ます。
新製品や新サービスが出る頻度でもブログ/サイトで向き不向きがあります。
扱う商品の変化が激しい(新製品がどんどん出るなど)ものは新情報に注目を集めやすいブログが、そうでないものはサイトが向いています。
商品に変化が少ないものは新記事が書きにくいのでそもそもブログ化するメリットが少なくなります。
ペラサイトと超特化ブログ/雑記ブログのメリット/デメリット [課題]
初心者が記事を上位表示させられる確率は1~2%程度で、トッププロでも5%程度だそうです。
そのためまずは上位表示させるスキルを磨くためいろいろな記事を量産するのがいいというのがペラサイト戦略です。
キーワード選定からタイトル・記事作成のスキルを先に高めるべきだという戦略です。
超特化ブログは特定ジャンルに必要な記事を網羅することでブログ専門性を高め上位表示できた記事から他の記事へ誘導する戦略です。
ジャンルに特化することで作者のそのジャンルへの理解度や専門性も高まっていくのでどんどん専門性の高い記事を書けるようになっていける点もメリットです。
ペラサイトでジャンルが分散すると専門性が高まらずいつまでたってもユーザーニーズを満たしにくいというデメリットがあります。
超特化ブログのデメリットは最初のジャンル・ターゲット・商品選定で勝てないものを選んでしまうと50記事、100記事と記事を増やしていっても結果が出ないという点です。
下手すると素人のまま終わってしまうのがペラサイト戦略のデメリットで、特化したところで勝負にならないまま終わってしまうのが超特化戦略のデメリットです。
雑記ブログはテーマを絞れば特化ブログに近づきますが、内容は通常のブログ+ペラサイトという構成になります。
ある程度まで関連ジャンルに特化できない雑記ブログはアフィリ的にはペラサイトの集合のようになります。
メリット/デメリットもペラサイトとほぼ同じなります。
雑記ブログは何でも扱えますが個人商店や100円ショップのようなものです。
デパートやショッピングモールのように規模が大きくならないと多くのジャンルを扱えるメリットが活かせません。
個人ブログ/サイトは個人商店に近いスモールビジネスなので専門店のように特化したほうがユーザーニーズを満たしやすくなり収益も上げやすくなります。
特化することで大規模チェーンなどとも戦える超特化ブログは今後のアフィリビジネスでも有利なポジションを維持していくはずです。
- メリット:検索上位を狙うスキルを高めやすい
- デメリット:専門性が高まらず、捨て記事が多くなる、専門性の高い商品は扱いにくい、収益が小さい
- メリット:専門性を高められ1記事ヒットすればそこから他の記事に誘導できる、大きな収益を狙える
- デメリット:最初のジャンル/商品選定に失敗するとまったく収益が出ずに終わる
- メリット:テーマ・ジャンルを自由に選べる、SNSを併用した自己ブランディングがしやすい、他はペラサイトとほぼ同じ
- デメリット:テーマ/ジャンルが多くなると検索上位に上がりにくくなる、他はペラサイトとほぼ同じ
それではどれを選ぶべきかというと、それはその人の状況によって変わります。
ブログ/サイトは1個作ったら終わりということではないのでいくつか作りながらステップアップしていけばいいです。
- 趣味ブログの経験もない初心者:雑記ブログかペラサイト量産
- 趣味ブログ経験者:どれをやってもいい
- 収益月1万以下でいい人:どれをやってもいい
- 収益月1万以上、できれば数十万以上を狙っている人:超特化ブログ
副収入は1万円以下でもいいので楽しくやりたいという人は自分が楽しめそうなものを自由に選んでください。
決定的に違うのは収益の見込み額です。
収益が最優先という人は超特化ブログ一択です。
特別単価で一気に高収益化できるチャンスが一番高いのがは特化ブログです。
他はインフルエンサーになったりしないと高収益は見込めません。
収益優先なら超特化ブログを作り上げ、ダメならその知識/経験を活かして同じか近いジャンルの特化をまた作り続ければいつかは当たるはずです。
成功するにはマーケティング能力とPDCAサイクルで客観的に努力/工夫を積み重ねる必要があります。
自分のスキルさえ上がってしまえば成功できる分野なので「自分はいつか成功できる」と信じてPDCAサイクルを回し続けられる人なら勝利は確実かと思います。
気が短い人やすぐにお金が欲しい人、勉強や地道な努力が嫌いな人はそもそも向いていないのでそもそもアフィリ副業を選んでないと思いますが、間違って選んでしまった人は考え直したほうがいいです。
努力が必ず報われるという世界ではなく、もうかる方法を見つけられた人だけがもうかるというのがビジネスの世界です。
このあたりのシビアさとそういう世界を生き抜くタフさ、あるいは気の長さや鈍感さといってもいいですが、そういう継続的な営業活動が出来る人には向いているので着実に実力を着けて成功を自分の手でつかみ取ってほしいと思います。
課題 自分のサイト作成方針を4サイト先まで仮に決めてアフィリビジネス全体の計画書やメモなどに書き出しておきましょう。(2~4年分の計画)
例)1.雑記ブログ→2.ペラサイト量産→3.超特化ブログ(1)→4.超特化ブログ(2)
繰り返しになりますが収益目的なら超特化ブログ一択なので超特化ブログを作り続ける戦略になります。
サイトには独自性が必須
いわゆるニッチな(ライバルの少ない)キーワード・テーマ・サイトを作った方がいいというのと近い話です。
誰も手を出していないニッチなジャンルがあるかというと実際にはほぼないと考えたほうがいいです。
ニッチ戦略はアフィリの基本なのでみんなが探しています。
新ジャンル以外ではどんどん少なくなっていきます。
ニッチなジャンルが見つかったら攻めればいいのですが、それが本当に収益の上がるジャンルかどうかは試してみないと分かりません。
うまくいかないのが分かっているから誰も手を出していないだけかもしれません。
そんな状況の中でサイト設計のポイントというか必須要件となるのは既存サイトとくらべて自分のサイトに独自性や付加価値を持たせ差別化することです。
これがないと存在価値があまりないサイトになってしまいます。
自分が発信源となる1次情報、ネット情報でもほとんど知られてない情報、本にしか書いてない情報とかを使うとオリジナリティを出しやすくなるぞ!
ちなみにこのささやライフは趣味寄りの雑記ブログなので独自性という意味では失敗例です。
さらにトップアフィリエイターが集うアフィリ/副業ブログという大激戦ジャンルを攻めようという時点で無謀なのでマネしないようにしてください。
SEO集客は上位表示者が利益を分け合う世界なので上位をキープすることが最重な課題になります。
調べるついでに記事を書くのはアフィリの定番だけど、みんなが同じことを考えるから収益以前にアクセスアップも厳しい!
独自性や付加価値の出し方
ポイントは独自性や付加価値ですがこれを出すのも大変です。
「自分が詳しい専門分野なんてない」という人のほうが多いはずです。
そんな状況で独自性を出すには、自分が何かの専門家になってしまうほうが早いです。
趣味や仕事で自分の人生の時間を長く費やしてきた分野が使えればそれが一番手っ取り早いです。
アフィリビジネスである程度稼いでいる人は平均4サイトくらい運営している人が多いという統計が出ているので、どうせ複数サイトを運営するようになる人が多いはずです。
各ジャンルのインフルエンサーのみなさんもアフィリをやっている人は複数サイト運営している人が多いです。
それならその4サイトのうちのひとつに自分の趣味や仕事に関連するサイトを作ることを考えておいたほうがいいです。
では、それ以外のサイトはどうするのかとうと、本を読んだり、スポーツなど体験出来るものなら実際に体験したりしながら、自分をそのジャンルの専門家にするのがいいです。
なかじさんが特化ジャンルをさらに絞った超特化ジャンルをすすめていますがこの方針がベストだろうと思います。
ジャンル全ての専門家になるのは難しいですがひとつくらいなら何とかなるはずです。
まずは市場規模のあるジャンルであることが条件になります。
利益の出ていないジャンルではそもそも商売にならないので気を付けてくだい。
次には自分がその道のプロになれそうな超特化ジャンルを選べば何とかなるはずです。
関連
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参考
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