現状を知るための調査スキルがマーケティングです。
アクセスを増やすためのスキルがキーワード・テーマ選定です。
それを含めたページの質を上げるスキルがセールスライティングやデザインです。
SEOは個別のスキルと全体の指針やポリシーの両方のスキルです。
SEOはページやアフィリエイトビジネスの基礎理論でベースアーキテクチャーと言ってもいいでしょう。
SEOを基礎にマーケティング、キーワード・テーマ選定、セールスライティングのスキルを高めていくのが基本方針です。
簡単に言うと、ユーザーニーズやライバルサイトの現状を正しく把握して、ページの検索順位を上げることと、ユーザーに買う気になってもらっうことを同時にやって、結果的に自分のページのリンクから買ってもらえればいいのです。
ここまでは誰もが納得する大前提です。
理屈は簡単ですが実行やそのためのスキルアップは大変なことです。
問題はそれらのスキルを上げるにはどうしていけばいいのかということです。
それを調べたり試したりしてよさそうなところを私の勉強用にメモしいてるのがこの記事です。
この記事では個別のテクニックよりもマインドをメインに扱っています。
トップの人たちの意見を分析すると完全にノウハウ化されているコツや心理誘導テクニックが大事なことが分かります。
検索上位に表示されているサイトも参考になります。
後は失敗してもリスクはほぼないので、いろいろなアイディアをどんどん試して自分の経験を積んでいくのが一番のようです。
やったほうがいいことや知っておいたほうがいいことはたくさんあるので、どこから手を付けていくかがセンスの見せ所といった感じです。
調査・マーケティングが基本 現実を受け入れよう
正しい方向を知らずに感を頼りに突き進んでも目的地にはほとんどたどり着けません。
そんな運まかせのやり方ではなく目的地の方向やたどり着く方法をちゃんと理解してから進んでいったほうが効率的です。
人の感というのは実は個人の経験則なのでスキルに近いです。
その分野で経験の浅い人の感はほとんど当てになりません。
いくら自分がいいと思ってもたいていは素人の思い込みレベルを超えられないのです。
それと人は自己評価を少し高くしてしまう心理傾向があるので、そのときはいいアイディアだと感じても次の日に考えたらそうでもなかったということが普通にあります。
アフィリ作業は調査や自分の認識を元に作業を進めるので最初の調査や認識が間違っているといくら作業しても結果が出ません。
検索エンジンやツールなどを使いこなしてちゃんと正しい現状を把握することが勝利への第一歩です。
というか、必須スキルなので調査分析スキルを上げることが最初の目標にしたほうがいいです。
調べれば分かりますが今の現実がそうなっていることにはそれなりの理由があります。
検索上位のアフィリ記事はユーザーとGoogleに評価されていて、いい商品サービスを紹介しているから上位表示されているのです。
自分の記事がそれより優れているなら自分の記事のほうが上位に表示されているはずです。
当たり前の話ですが勝てないのは劣っていることが原因です。(運やタイミングが影響することもありますが、アフィリやSEOは対象となる数字が大きいので結果が平均化され運の影響は少なくなります)
その現実を受けれつつ、それではどこが劣っているのか、どうやったら勝てるのかと考えて原因を冷静に調査分析していきましょう。
その原因が自分で対処できるものなら対処していきましょう。
ムリなら仕方ないので別のテーマ・ジャンル・商品で攻めたほうがいいです。
そのときに「ムリだムリだ」と減点法だけで考えていては前に進めなくなります。
ポジティブに考え直して、自分でも出来そうなものを探すか、それに必要なスキルアップを目指していきましょう。
きっと何か気付いていないことがあるはずなので、検索エンジンメインのマーケティングだけでなく、自分自身のスキルや強みも冷静に分析しみてください。
そのためにもやっぱり大事になるのは現実を受け入れることとより高い調査分析スキルを身に着けることです。
ブログ開設後しばらくは収益は気にせずにアクセス数アップとスキルアップを目指す
ブログを公開すると全世界に対して公開されます。
ですが、実際には誰も見ていないし、それがあることすら知りませんん。
そんなブログは検索エンジンもまったく相手にしません。
誰でもまずはアクセスゼロから始まるのでアクセスがないことは気にしなくていいです。
まずはアクセス数を上げることを目標にがんばっていけばいいのです。
ロングテールで購買意欲の高いユーザーが集まる記事なら月間10アクセスでも収益を上げるチャンスがあります。
ですが、月10アクセスもない記事ではどうしようもありません。
キーワードや内容を見直してそれでもダメなら需要がないか今の自分では手に負えないテーマだと考えて別の記事に取り組んだほうがいいです。
月5万とか10万はその後に狙えばいい目標です。
普段のアフィリ活動ではスキルアップを目指しながら、ブログならSNSでの宣伝やリンクを張ってくれそうな人へのアピールもしていきましょう。
インフルエンサーがリツイートしてサクッと紹介してくれればいいのですが、インフルエンサー側もそんな下心はお見通しなので簡単には紹介してくれません。
そもそも人が時間をかけてちゃんと取り組んだものにはちゃんと結果がついてくるものです。
いつ結果が出るかは分かりませんが、自分がスキルアップを続けているなら成功するチャンスはどんどん上がっていきます。
自分のスキルがいつか収益レベルを超えると日が来るのだと信じて地道にがんばれば大丈夫です。
地道な努力を続けることは大変なことですが、自分のスキルアップをしないで今の実力のまま記事を量産しても結果は出ないのでスキルアップをさぼると遠回りする結果になります。
「急がば回れ」はアフィリビジネスでも同じです。
よく書いてますがアフィリ記事の基本は次の4ステップです。
- 狙ったクエリで検索上位表示(10位以内)
- PVアップ(月1000PV以上)
- CTRアップ
- CVRアップ
ひとつずつ上っていってダメだったら引き返してまたやり直しましょう。
例えば上位表示してもPVが稼げないときは狙うクエリ(ロングテールキーワード)を変えていきます。
検索ボリュームがもっと多そうな別のクエリを試してPVアップを目指していきましょう。

せっかく上位表示してるのにPVが少ない記事は書き直さないといけないの?

悪く思わないで欲しいんだけどPVがないっていうのは人が見てないっていうことだから次のステップには進めないのよ

検索上位を狙えるスキルが身に着けば第一段階は合格だから気にするな!

クエリを変えてPVアップを狙っていってもう打つ手がないと思ったら次の記事にいったり被リンク獲得を目指したほうがいいわね

PVさえ稼げれば収益化は目の前、
というかほぼ同時にくるはずだ

上位表示の次のPVの壁さえ超えれば収益化できるのね

収益化までがんばるぞ!
雑記ブログの難易度が上がりすぎている
Googleのせいですが関連の弱いジャンルの記事を同じブログに書くと検索順位が上がりにくいです。
内容が全く同じでも一つのサイトで関連の弱いジャンルの記事を公開するより、ジャンルごとに別のサイトに公開したほうが検索順位が高くなります。(マルチジャンルでもそれぞれがユーザー検索意図を満たせる高品質な大サイトなら問題ありません)
マルチジャンルは評価がマイナスされる要素になるということです。
これはGoogleがサイトや作者にジャンルや専門性などの分類に分けて評価している影響です。
ユーザーが好まないサイト設計をさけるユーザーファースト戦略だとも言えます。
今の状況はしばらく続きそうです。
仕方ないので今からサイトを作るならジャンルを1つに絞りサイトが育ってきたら関連ジャンルを増やすくらいの戦略でいったほうが効率がいいです。
幸い無料ブログでもアフィリエイトが出来るものがあるのでそちらに別ジャンルようのブログを作ればいいでしょう。
Googleの方向性としてはサイトを作るなら専門サイトを目指してほしい、そのほうがユーザーが喜ぶと考えているということです。
いろいろなジャンルを扱うのは一部の人気者やインフルエンサーの特権という流れになりそうです。
ユーザーファーストと社会貢献 誰かの役に立つことが大事
自分はお金を稼ぎたいだけかもしれませんが、記事には誰かの役に立つ情報を入れないと読まれません。
SEOや心理テクニックで収入を伸ばしていく部分もありますが、本質的にはそれも含めて誰かの役に立った対価があなたの収入になります。
そのためにはユーザーファーストで顧客満足度を高めるべきで、それを突き詰めていくと結果的に社会貢献に行きつきます。
悩みや不安を解消する記事が人気
アフィリエイターは情報感度が高いのでおすすめジャンルや人気ジャンルの情報はみんなが知っていると考えたほうがいいです。
みんなが狙っているのでライバルの少ないニッチなジャンルではないということです。
それでも売れやすい人気ジャンルはあります。
アフィリはネットビジネスなのでネットの匿名性やアクセス地域の広さなどのメリットがそのまま当てはまります。
人に言えない悩みや入りにくかったり近くにないお店の商品サービスはネットの得意分野です。
人の悩みはQAサイトで確認出来るので参考に出来ます。
すぐに収益につながる情報ではないのですがネット特有の傾向も理解しておいたほうがいいアフィリ戦略を取りやすくなります。
YouTubeの声付きマンガ動画で、この問題(体臭・毛深い・薄毛など)を解決すれば異性にもてるとか振られない、復縁出来る、夫婦円満だとかいったタイプのものが多いのも悩み解決のビジネスモデルですね。
現状説明・判断基準・対策で説得力を高める
具体的にそれがどうなっているのか、どこで見分ければいいのか、どうすればいいのか、の3つを書くと説得力が高まります。
客観性が高まるからです。
「この商品はよかったです」と書いてもただの報告なのでつまらないですが、その人の考え方やおすすめの使い方などが書いてあれば読者の参考になります。
「安い物だと限界があるので、おすすめはやっぱりハイグレードなこの商品」といった感じでもっと収益率の高い商品をすすめる流れも作りやすくなります。
心を動かすセールスライティング
理想のネット広告は、お客様に情報で気付きを与え、商品提案を行い、商品への想いを伝え、口コミを伝え、申し込んでもらう、という流れをお客様に迷わず行ってもらうことです。
これは加藤公一レオさんの『100%確実に売上がアップする最強の仕組み』という本に書いてありました。
アフィリ記事だと客意識の弱いユーザーさんが対象になりますが仕組みはほぼ同じです。
とはいえ、これも分かっていいても実現するは難しいテーマです。
記事から「売りたい、買ってくれ」という気持ちが出てしまうと、ユーザーは「なんだ広告か」と思い離れていくので逆効果になります。
そもそもユーザーは広告が嫌いで、さらに人間は他人に命令されたり誘導されるのが嫌いなのでそういう気配を敏感に察知して離れてきます。
あくまでユーザー目線でその商品のよさや使うメリットをユーザーに興味を持ってもらえるような記事構成にしないと興味を持ってもらえません。
よく言われるのは商品のメリットではなく商品から得られる満足感を伝えることが大事だということです。
車のCMでいうとその車で家族と出かけると楽しい思い出が作れるという期待感にスポットを当てるタイプがこれにあたります。
このタイプのCMは成功していて4人家族に8人乗りのバンを買ってもらえる仕組みが出来上がっています。
旅行の時だけレンタルしてもいいのですが、やっぱり自分のバンで出かけたいというのが世間のパパさんママさんの本音なのでしょう。
身もフタないですが、本当は家族のだんらんや幸せは人間関係からくるので信頼感を高めるコミュニケーションスキルなどのヒューマンスキルを高めて夫婦関係や親子関係をよくしていくべきです。
ですが、車を買ったほうが手軽ですし、ヒューマンスキルをアップするような努力が必要なことは普通の人は知りません。
それで車を買って幸せを手にしようとしてしまう訳です。
お金で買える幸せもあるのでそれはそれでいいとは思います。
逆に次世代の車CMではヒューマンスキルとか子供の育児教育の面倒くささを強調して車で解決できるみたいな流れのものが出てくるかもしれません。
子供は車に装備されたネット端末で移動中はEラーニング、目的地に着いたらすぐ遊ぶ、みたいな流れのCMならもうあるかもしれませんね。(タブレットやノートPCでも出来ますが)
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アフィリ記事の書き方を教えてもらう
情報商材といいますが有料でコツやノウハウを教えてくれる文章や動画、会員サービスなどがあります。
基本的には自分で学べないと成長できないのでダメなのですが、人に聞いた方が早い派の人には向いているかもしれません。
時間がなくてお金に余裕があるタイプの人は使ってみてもいいと思います。
選ぶ基準は、まずは金額です。
この記事を読んでいる方は初心者の方が多いかとおもいますが、情報商材なら3万以下、セミナーなどなら10万以下のなるべく安いものを選んだ方がいいです。
30万円を超える商材や個人レッスンなどは、まだ知識技能が浅いので活かせない可能性が高いです。
基本コースは安いので始めてみたら、もっと上級の高額コースじゃないとダメだという流れのビジネスも流行っていますが悪徳ビジネスなことが多いので使わない方が無難です。
情報もノウハウも自分に身に着いたものだけがスキルになるので、あくまで自分がスキルアップできるかどうかで選んだ方がいいです。
私も高い情報商材の中味は見たことがないのですが、ネット情報を総合すると情報自体は無料で公開されているものもかなりレベルが高いので、自分で調べられれば特に必要ないというのが定説のようです。
高い商材の内容が活かせそうなレベルまで自分が成長して、月20万前後で売り上げが伸び悩んでいるようなら、信頼出来るところを選んで使ってみてもいいのではないかという状況のようです。
たとえば月3万しか収益のない人が30万の商材を買っても活かせない可能性が高いだろうと思います。
自分の収益が月3万ならそれに見合った3万以下くらいのものから始めてみるのがいいと思います。
知りたいテーマが決まっていれば検索するのが一番ですが、よくわからない人はYouTubeやASPの講座なんかを見てください。無料でもたいていのことは説明されています。
分かりにくいのは順番や優先順位なのでそのあたりを分かりやすく説明しているところは比較的信用出来るのではないかと思います。
このサイトでも手順や優先順位の説明には力を入れているのでどんどん役に立つアフィリ入門記事になっていくはずです。
ダメなのは古いノウハウが羅列されたような情報商材です。情報の鮮度も気を付けないといけません。
SEO研究は日々の課題
ここまで何度か出てきたSEOという言葉ですが、これは検索エンジン最適化という意味の言葉で、簡単にいうとGoogleなどの検索エンジンの内部処理方法を理解して、それに合わせた記事を書くことで検索結果の上位表示を狙うという考え方のことです。
いい内容なら自然と検索結果の上位になっていくはずだ、と思うのは素人の考え方です。どんなにいい内容でもSEO的にNGな部分が多いと上位表示は狙えません。
例えば被リンク数という、どれだけ他のページからリンクされているかを示す数値があります。これは検索エンジンがそのサイトを判断する基本ルールです。
当然、たくさんのページからリンクされている記事のほうがネット検索世界では価値が高い記事として扱われます。どんなにいい内容でもどのページからもリンクされていない記事は検索世界では価値がないのです。
これはアフィリ記事を100記事書けとか半年から1年は続けろ、という教えにも影響しています。よほどうまいキーワード選定をしない限り、被リンクはすぐには増えないので時間がかかることを覚悟しないといけません。
他にもいろいろな検索世界のルール、SEOルールと言ってもいいですが、独特のルールがあるのでSEOの基本を理解しておく必要があります。
またやっかいなことにSEOルールはどんどん変わっていくので、最新情報を定期的にチェックしておく必要があります。
Googleが変えてしまうのが原因ですが、これまでGoogleが伸びてきたのもこの企業努力の結果ですのでいたしかたないこところです。
別の検索エンジンのシェアが増えてしまえばまた変わってくるでしょうが、GoogleとGoogleエンジンを使うYahooが日本のシェアの9割を握ていると見られているのでしばらくはこの状態が続くはずです。
アフィリエイトなどの検索エンジンに依存したネットビジネスは、事実上Googleの検索インフラに依存しているので、みんなGoogle傘下のビジネスパーソンということになります。
GoogleがクライアントのようなものですからGoogleが嫌がるようなことを書いていてはビジネスにならないので覚えておきましょう。
運用 定期メンテナンス
ページ完成後の運用フェーズでは検索順位の確認、変化するSEOへの対応(Googleアップデートなど)、掲載広告の終了への対応などの作業があります。
何かおかしいと思ったらGoogleのペナルティをチェックしておいたほうがいいです。ペナルティを受けると検索順位を下げられたり、そもそも検索結果に表示されないという致命的な状態に追い込まれる恐れがあります。
基本的には質の低いコンテンツにペナルティを課すので、オリジナリティがないよくあるサイトや文字数が少ない(恐らく1000文字未満くらい)ページは公開しないでおいたほうが無難です。
参考 Googleペナルティの原因・種類と確認・解除方法 デジ研
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