数記事は練習として好きな記事を書いてみたのでいいでしょう。
次は作成予定の全記事の役割やカテゴリーを見直しましょう。完全なものではなくていいのですが一度ブログ全体のイメージを確認しておいたほうがいいです。
さらに問い合わせフォーム、プライバシーポリシー、目次、サイトマップ、プロフィール画面、ヘッダー・フッターメニューなどのブログの基本機能を追加しましょう。
それが出来ればブログの全体像がつかめ、ブログとしての体裁も整い立派なブログへ近付けていくことが出来ます。
人は7割は見た目で判断すると言われているから見た目も大切だぞ!
全体の構成を何も考えないで書くと雑記ブログになっちゃうから初めからジャンルを絞ったほうがいいわよ
最初のブログはどうせPV増えないから練習用やブランディング用の雑記ブログにしてもいいぞ
雑記でPVが増えちゃったら困るから最初からジャンルは絞ったほうが
いいのよ
関連 アフィリ戦略トップページ
ブログ全体のテーマやカテゴリーを整理する
まだそこまでは出来ないという人はとりあえず思うままに雑記ブログ化してしまってもいいです。
雑記で目標金額を達成するのは難しいと思いますが練習用と割り切ってやるなら悪くはありません。
そうではなくて最初のブログからなるべくうまくやりたいという人はちゃんとジャンルを絞った特化ブログになるように設計したほうがいいです。
自分の知識・経験を活かせそうなジャンルの市場規模や案件、ライバルなどを調べて何とか戦えそうなジャンルを探してください。
最初はとにかく何も分からないでしょうから「このあたりでいいかな」といった6割くらい行けそうなところで見切り発車していいです。
誰でも最初はスキルがないから見切り発車するしかないわね
これだといい加減なやり方と感じるかもしれません。
ですが、これはプロダクトファーストといって5~6割までの作成を優先して、そこからまた改善していくというアップルなどが採用している方式です。
後から改修できるネット時代のプロダクト戦略と言っていいでしょう。
やったことがないことを完璧にやろうとしても無理だから作りながら考えるパターンだね
自分の知識・経験があるジャンルが理想です。そうであっても結局は今の業界の動向やユーザーニーズを調べ直すことになるのである程度出来そうなジャンルなら何でもいいです。
何でもいいといっても次は必須なのでこの条件だけは満たすようにしてください。
- 市場規模が一定以上:需要がないジャンルでシェアを取ってももうからない
- 案件が5件以上:案件が少ないジャンルは競争が激しかったり市場が小さい傾向がある
- 自分が興味があるジャンル:興味がないジャンルでいい記事を書くのはムリ
3の自分の興味のあるジャンルというのは意外と大切です。
検索ユーザーは記事の雰囲気から直感的に作者が素人かプロか、趣味かビジネスかといったところをすぐに見抜いてしまいます。
人の直感は思いのほか鋭いので嘘はけっこうバレやすいです。正直な記事やビジネスを続けていくのがおすすめです。
ホントに記事を読んだだけでそんなことが分かるのかな
文章なんていっしょじゃない?
文章だけでもその人の情熱とか愛情とかが伝わっちゃうのよ
LINEとかメールでも優しい人は優しい感じになるしそっけない人はそっけない感じになるでしょ
そう言われればたしかに文章でも「目は口ほどに物を言う」みたいに伝わるものがあるね
その他の詳しいジャンル選びや絞り方は次で説明しています。
関連
競合/収益性/知識/経験を基準にした勝てるジャンル選び
特化ブログにするためのジャンルの絞り方:条件を増やす
ちなみにキーワードとか検索ボリュームは先に調べておいてもいいですが市場規模や案件があればハマるものがあるはずなのでジャンル絞りをするときはそんなに気にしなくても大丈夫です。
そもそも特化ブログだとそのジャンルの関連キーワードのほとんどをどこかの記事で扱うことになります。
そうすると狙わなくてもユーザーに刺さるキーワードや検索ボリュームの大きなキーワードが自然と含まれているので考えて選ばなくてもカバー出来てしまうのです。
どんなキーワードで検索されているかは後でサチコで調べれば分かります。
それとは違いペラサイトや雑記ブログの商標記事の場合は一発勝負なのできっちり狙っていかないとダメです。
記事を作る順番
基本は自由ですが作業効率やユーザーが読む順番を考えると次の順で作るのがおすすめです。
- 基本機能や固定記事:問い合わせ/プライバシーポリシー/メニューなど(次の項目で説明)
- トップページ:ブログコンセプトやカテゴリー紹介
- カテゴリートップ:各カテゴリーと書く記事の簡単な説明(省略可)
- 基本的な記事
- 専門的な記事
基本機能の実装は次の項目で説明しています。
記事全体はツリー構造になるので大本となるトップページ > カテゴリートップ > 個別記事 という順番で作ると作りやすくなります。
バラバラに記事を作るよりも抜けやかぶりも出にくくなるので効率がよくなります。
記事はザックリと基本と専門に分けています。ブログアフィリだとプロ向けの専門家ブログよりも一般向けブログが向いています。
プロ向けのものは商品サービスの提供元となる企業サイトやその道の何十年のプロの方が有利です。
そもそもユーザー数も少ないで不特定多数のパイを狙うアフィリには向いていません。
逆に自分が特に深い専門的な知識や高い専門スキルがあるなら上級者をメインターゲットにしたアフィリブログを作ってもいいです。
ですが、そうでない人は一般の人や初心者向けのテーマでジャンルを絞っていったほうがやりやすいです。
ブログアフィリではユーザー数が多く初購入や初期投資などにお金を使ってくれる一般人や初心者をターゲットにするのがセオリーです。
このささやライフのアフィ理論もそうですが他のアフィリ説明系ブログもほとんどが初心者をターゲットにしていることを考えれば理解してもらえると思います。
ですので、まずは初心者向けの基本的な記事を先に書いていき中上級向けの記事は後回しにします。
SEO的にはどうせ3ヵ月くらいはPVがほぼない状態が続くので順番はあまり関係ありません。
基本から専門的な記事へ書き進めることはブログ全体をユーザーファーストな構成にしやすくなるメリットがあります。
ブログは初心者が読み進めながら成長していけるような構成にするのが理想です。
マーケティングではユーザー教育や顧客教育と言いますが良いお客さんになってもらえるように記事を構成していきます。
ブログで知識を得て成長して最後に商品を買ってもらうというのが美しい流れになります。
ブログの基本機能を設置して体裁を整える
ASP・アドセンス・その他の案件提携審査などの評価ポイントと見られブログ全体の信頼性アップにもつながるので次のものは先に作っておいたほうがその後の展開が有利になります
- ヘッダー・フッターメニュー
- プロフィール画面
- 問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー
- ファビコン
- 目次
- サイトマップ
特化ブログを作っていくと、作っている間に知識が増えてきてどんどん詳しくなっていきます。
詳しくなったセミプロの自分の時間を作業的な機能作成に使うのは少しもったいないです。
ですから、いつ作ってもあまり変わらないのでそれらの機能は先に作ってしまったほうが作業的に効率がいいです。
それらは WordPress ではプラグインを使って実装します。やり方はプラグイン記事で説明しています。
ついでに基本的なプラグインも入れておくことをおすすめします。この作業もジャンルに詳しくなる前にやっておいたほうが効率的です。
関連 WordPressに入れておきたいプラグインランキング
う~
入れるプラグインがたくさんあって面倒くさいよ~
ちょっと多すぎるわね
素人向けに全部入ったセットとかあればいいのに
そんなものはない
あきらめて自分でやれ!
あら、プラグインがなければPHPで自作したりしないといけないんだからプラグインのおかげでずいぶんと楽が出来てるのよ
それはそうだ
自作したら何年もかかるものが数時間で実装できるんだから感謝したほうがいいな
トピッククラスター/まとめ記事
まとめ記事と詳細記事を相互リンクにした内部リンク構成でPVアップの相乗効果を狙う内部リンク戦略です。
トピッククラスターは記事の大きなテーマやカテゴリーごとに柱となるピラーコンテンツ(まとめ記事)を作って、複数のクラスターコンテンツ(集合記事)と相互リンクしてPVアップを狙う戦略です。
要はまとめ記事の有効活用を意識したサイトスキームです。まとめ記事と関連記事を相互リンクでつなぐことでお互いのPVとユーザーの回遊性を高めます。
記事の集合となる関連記事同士もなべく相互リンクにすることでさらに回遊性が上がります。
ブログ型コンテンツではあまり使われませんが、サイト型コンテンツではよく使われる手法です。ブログでも役に立ちます。
でもさぁ、ボクは記事をちゃんとカテゴリー分けしてるからいらないかな。
カテゴリーに分けていればカテゴリーリストのページがあるのだからトピッククラスター構成にする必要はないと思う人もいるでしょう。
ですが、トピッククラスター構成にしたほうがPVが増えやすくなります。なぜなら、ユーザーはカテゴリーリストページを見てくれないからです。
また、カテゴリーリストだと関連性の弱い記事まで全部入ってしまうのでユーザーの利便性が下がります。ユーザーが探す手間が増えるからです。リストの2ぺージ目も見られにくいです。
同じカテゴリー内で複数の大テーマを扱うときもカテゴリーリストだと全部混ざってしまうで不便です。
リストは日時などで並び替えられるので、分類できませんし、補足説明なども入れられまえせん。
並び替えや説明が追加できるのがまとめ記事のメリットです。別カテゴリーだけど追加しておきたい記事を追加でるのもメリットです。
ユーザーの検索体験(UX)も考えないといけまえせん。
情報が爆発中のネット社会では、ユーザーはピンポイントで必要な情報だけを欲しがる傾向が強くなっています。
どんな関連記事があるか分からないカテゴリーリストから探すよりも、記事内でタイトルのわかる関連リンクや再検索をしようとする傾向があります。
このユーザー検索傾向にマッチした記事紹介機能を果たすのがトピッククラスター構成です。
記事の最初と最後にまとめ記事へのリンクがあればユーザーの目にとまりやすくなります。
ひとつの記事に興味があるユーザーがまとめ記事を見れば気になる記事のひとつも見つかるはずです。
自分が何かの情報を探すときのことを考えてみてください。
全体を見渡せるまとめ記事があれば、知らなかった情報や忘れていた情報もキャッチアップできて便利だとわかるでしょう。
同時にブログ作者も全体を見渡すことができ、扱っていないキーワード/テーマなどの抜け漏れも防ぎやすくなります。
Web職なかじさんだと、まとめ記事と記事群を作ると言っていて、先にまとめ記事を作ることをすすめています。
たしかにブログやカテゴリーの設計段階でまとめ記事を先に想定しておくと効率のいいブログ作成ができるようになります。
まとめ記事から作るのはおすすめです。
特化ブログのなかに小さな特化ブログを作るイメージだな。
下のトピッククラスター記事ではクラスター内だけで内部リンクを張り合うことでそのトピック関連をメインで底上げしていく戦略になっていました。
他のトピック(テーマ/ジャンル)のリンクはなるべく張らずにリンクジュースをトピック内に集中させて回遊させる戦略です。
トピック外のリンクを張ることも出来るのですのが、戦略とは状況に合わせて臨機応変に最適なものを選ぶべきものです。
ですので、優先すべきものを意識して決めていってください。
参考 トピッククラスターモデルとは?作り方とSEO的メリットを徹底解説
無料テーマコンプレックス
これは無料テーマユーザーが抱えがちな有料テーマに対する負い目のことです。
無料テーマコンプレックスを感じるようになると、ブログがうまくいかないことをテーマにせいにしたくなるという気持ちを持ち続けてしまうことになります。
負い目は精神的なストレスになって自分のパフォーマンスやモチベーションを下げてしまうので、一度は有料テーマを試してみることをおすすめします。
好みのデザインに変えれば見た目の満足感が高まりモチベーションもアップします。
最初はしかたありませんが、途中で有料テーマに載せ替えると作業に何十時間もかかってしまうことがあるというデメリットがあるので注意してください。
使うならブログ開設の最初から使うのがおすすめです。
残念なことですが、有料テーマに変えても肝心のPVアップなどのSEO効果は低いです。
SEOでは文章や図表などのエビデンスデータが優先されデザイン性はあまり評価されません。
デザイン性はSEO評価が高まったあとにユーザーに記事を見てもらったときに印象をよくするものなので、そもそも見てもらえてない記事には関係ありません。
PVが増えてくればライバル記事との差別化やイメージアップの効果が少しは出てくるでしょうが、やはりそれほど大きな影響がないのが現実です。
私は複数のブログで Cocoon と他のテーマを並行運用していますが、Cocoon ブログの人気記事を有料テーマのブログに移して特化ブログにしてみてもPVはほぼ変わりませんでした。
有料テーマかどうかなんてブロガー同士が気にしてるくらいで一般ユーザーは違いにすら気付いてないわ。
ユーザーが気にしてないところを変えてもPVには影響ないわね。
むしろ変更でURLが変わるのでリダイレクトしても1~2ヵ月はPVが少なくなってしまいました。
1~2ヵ月も収益が減るので記事を別のブログへ載せ替えるのはさけたいところです。
最初にうまく収益が上がるまでは誰でも不安なものです。「このまま続けて本当に収益化できるのか?」、「自分はブログに向いていないんじゃないか?」などと考えてしまうものです。
無料テーマコンプレックスはその不安を無駄に大きくしてしまう恐れがあります。
有料テーマは高いとはいえ、WordPress でブログをやっているほどの大人がどうしても買えないほど高いものでもありません。
自分の精神衛生を守りつつ、スタイリッシュなデザインでモチベーションを高めることができ、さらにお金をつぎ込んでしまったというサンクコスト効果であきらめにくくなるメリットがあります。
無料テーマ派の人には有料テーマの値段は高く感じるでしょうが、買ってしまえば何年もずっと使えるものが多く、長く使えば使うほど年間費用は安くなっていく計算になります。
例)1万の有料テーマの場合、利用期間1年なら年間1万円、2年なら年間5千円、3年なら3千円強
費用は毎年安くなっていくようなものなので、最初に感じるほど高い買い物でもないと言えます。
モチベーションが上がってブログだけでなく自分も自信がつくので、見た目よりも精神的なプラス効果が期待できるのが有料テーマの隠された一番のメリットです。
ブログで利益が出たらどうせみんな有料テーマを使うようになるでしょ?
それなら早く使い始めたほうが、デザイン性や精神的なメリットが出るからお得じゃない?
私も最初は有料テーマは使わなくていいと思ってました。ですが、使ってみるとデザイン性よりも精神的な安定効果があってよかったです。
初めから自信満々で「自分は月100万を絶対超えられる人間だ!」という感じの人ならいいですが、普通の人には思った以上の満足感が得られるはずなので有料テーマはおすすめです。
もちろん、それだけでPVが増える訳でもないので、自分のスキルアップやブログ作業は続けていかないといけません。
その努力が続けやすくなるのが有料テーマのメリットです。
(追伸:月100万を狙うならジャンルのイメージに合わせた有料テーマを使ったほうが早いでしょうね)
SWELLを使ってみた
個人的には賢威がよさそうだと思っていたのですが、ユーザーの中には通信速度が遅い人もいるので私は表示速度重視で SWELL にしてみました。
SWELL は速いといえば速いのですがプラグインなどで機能を増やしていけばいつかは遅くなるので注意してください。
私も買うまではちょっと贅沢かなと思っていました。ですが、買った後はまずまず満足しています。買う前と後では気持ちがだいぶ違うものです。
他の有料テーマにも付いてない機能はあるのですがだいたいのことはプラグインで実装できます。
ですので、基本的にはジャンルとの相性や見た目の好みで選べばいいでしょう。
ちなみにこのブログは初心者向けなので Cocoon を使い続けます。Cocoon は管理画面の投稿一覧に月間/週刊PVが表示されるので地味に便利です。
サチコのほうが詳しいことが分かるんだけど、リライトするときに直近の PV がすぐわかるから普段使うには Cocoon は便利だね。
それと Cocoon の機能を使って使い方も説明しているのでブログ設計的に変えられないという現実的な理由もあります。
仮に載せ替えるとすれば、Cocoon から SWELL に載せ替える移行プログラムもあるのですがそれでもけっこうな移行作業が発生してしまいます。
それに見合った分のPVが増えればいいのですがあまり期待できないので正直なところ載せ替える気になれません。
最後に Cocoon から SWELL に載せ替えたあとのポイントを説明しておきます。
移行プラグインでほぼ問題が起きないのが SWELL のすごいところですが、ひとつだけ直すべきポイントがあります。
それが文字装飾のマーカーの色です。色が地味になってしまうので管理画面から明るい色に変えたほうがいいです。
色を変えないでそのまま使ってるブログを見かけますが、残念な感じになるのでぜひ変えてみてください。
関連 そろそろ有料WordPressテーマを使ったほうがいい?
関連 アフィリ戦略トップページ
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