アフィリブログ記事の公開前後にやっておきたい作業のポイントを説明します。
ランクチェックツールへの登録や内部リンクの設定などをちゃんとチェックして作業もれのないデキるブログ管理者を目指しましょう。
ささやライフ公開チェックリスト
基本的には自分で必要なものを自分で洗い出して手順化し、それを改善化していくといいです。
ここでは参考用にささやライフの公開手順を紹介しておきます。
- 記事完成:WordPress のSEO設定と投稿タブの内容確認
(カノニカルの設定もここ) - アフィ理論トップページ(目次記事)に追加できるものは追加
- その他の記事にも内部リンクを追加
(記事作成中に追加してもよい) - 1日以上寝かせる
(次に進むのは頭がリセットされる翌日以降、タスク帳などにメモして別のタスクを進めよう) - TTS(読み上げツール)で誤字脱字の確認
- モバイルデザイン確認
(文字装飾も調整、ショートコード下のスペース確認) - 管理ファイルに登録
(案件の承認に時間がかかるときなどは思い出せるようにメモ) - 記事更新時は日時と変更内容を記録
(順位変化の要因を後から確認できるようにしておく) - GRC登録
(キーワードの組み合わせて4パターン以上登録) - 公開予約:閲覧者の多い時間に設定
(ささやライフだと23時など、失敗時は下の注意を参照) - Twitterなどで予約投稿
(フォロワーや検索ユーザーに刺さる投稿を仕込んでおく) - サチコで手動インデックス登録(以降は基本公開後)
(XMLプラグインでは登録されないことがある、記事更新後もリクエストしておこう、初回はsitemap.xmlも手動登録したほうが早い 2022/3/18 現在) - PageSpeed Insights でページ表示速度チェック
(遅そうな記事だけで良い、遅くなる原因で対処できるものは対処すべき、JavaScriptのjQueryやPtengineなどが指摘されるかもしれないが必要なものは残しても良い) - 以降は運用フェーズに移行
検索順位チェック、サチコのクエリをGRCに追加、ライバルチェック、記事更新などを行う
WordPressの予約投稿はその記事に誰もアクセスしないと失敗する仕様になっています。
いつか直るかもしれませんが、今のところは致し方ありません。
プラグインで回避できるので Scheduled Post Trigger を入れておけばいいでしょう。
Active(有効化)しておけば自動で公開してくれます。

最初は記事の評価を知るのにブログ開設から3か月はかかるから新記事は未来の自分へのプレゼントみたいなものね
管理ファイルに最終更新日をメモしておくと便利よ
その後は次に取り組む最善のタスクを検討して実行していきましょう。
タスクは主に記事作成・ブログ機能/デザインの向上などです。
タスクはアフィリビジネスを最適化できるように常にリストアップして優先順位を考えておくといいです。
アフィリ関連んだけでなくライティング・マーケティング・心理学なども学んで自分のスキルアップすることもお忘れなく。
関連 今やるべきブログの打ち手はこれだ! 作業の優先順を意識しよう
インデックスされない問題
Google にリクエストしてもインデックス登録されない記事があります。
以前は全部記事インデックスされていたのですがアプデで仕様が変わったと考えられます。
リクスト受付後に品質チェックを行い基準に満たないものは登録されない仕様と考えればいいでしょう。
仕様はブラックボックスですが内部で検索順位1000位以内に入らないとインデックス登録しないなどの仕様になったイメージです。
とりあえず登録して順位アップを待つ戦略がとれなくなったので積極的な順位アップ戦略をとる必要が出てきました。
同時にインデックスされない記事は放置して高順位記事をメインで攻める戦略がスタンダードになると予想されます。(元々そうですが)
初心者が最初の1記事を上位表示するまでのハードルが上がってしまったので、初心者の方は気長に記事の品質アップを目指す戦略をとったほうがいいです。

検索にヒットする記事が減ったんだから Google 検索の性能は落ちてるわね

性能が落ちてるってことは「Google はオワコン」みたいな日も近いかもね

そのときは Google/Yahoo に変わる第三の検索エンジンへの最適化が必要になるわね

その前に元の仕様に戻すんじゃないか?
公開用チェックリストを作ろう [課題]
課題 そのブログ専用、あるいは全ブログ共通のチェックリストを自分で作りましょう。
ブログのテーマ・ジャンルによって新着情報など他にもチェックすべきことが出てくることがあります。
自分でカスタマイズしたチェックリストを作っておくと便利です。
リストは確認もれを防ぐのが主な目的なので自分が忘れがちなことは全部リストアップしておいたほうがいいです。
案件がない集客記事はアドセンス/ECサイトリンクを追加 [課題]
課題 紹介案件がない記事にはアドセンスやECサイトリンクを貼っておくようにしましょう。
商品サービスなどの案件が決まっておらず、いい内容だから、あるいは説明が必要になったという理由で追加した記事にも案件リンクがあったほうがいいので貼っておきましょう。
商品が何も思付かないなら商品が自動選択されるアドセンス広告が向いています。
アドレセンスは審査が通りにくいので後回しでいいのですが、広告のない記事のアクセスが増えてきたら提携にチャレンジするいいタイミングです。
商品が何かありそうなら自分で記事のテーマにあったものをショッピングモールサイト(Amazon/楽天などのECサイト)から選んでリンクを貼っておきましょう。
記事内容と案件の関連が弱いとクリック率も成約率も低いのであくまで念のための作業になります。
公開前のチェックはモバイルビュー&読み上げツールを使い、内容はSNSに流用 [課題]
課題 記事完成後は翌日以降にモバイルシミュレーターでスマホ画面の表示を確認しつつ読み上げツール(精度は下がるが自分で音読してもいい)で内容を確認。
合わせて良い情報はSNS(Twitter/Facebookなど)で発信していきましょう。
音読するとそれなりに疲れるのと意外とミスが残るので読み上げツール推奨。
ブロックエディターでプレビューをモバイルにすると修正が楽です。ですが、自分の持っているスマホでプレビューを見れるように設定して確認したほうがチェックとしては確実です。
誤字脱字だけでなく文字装飾やリスト化などのデザイン変更するチャンスでもあるのでよりよい記事を目指して更新していってください。
音声読み上げツールはこちらの記事で扱っているので目次から探してください。プレビュー画面を全コピーしてツールにペーストして読み上げます。(他の方法もありますが)
誤字脱字チェックは音声読み上げツールが便利 [課題] 記事作成【初級】 やっておいたほうがいい作業や考え方
いい内容はSNSでも合わせて発信していきましょう。
インフルエンサーの中にもブログ/Twitter/YouTube/音声メディアなどでほぼ同じ内容を発信している人がいますのであまりリスクはなくデメリットよりもメリットのほうが大きいはずです。
各SNSのユーザーを取り込むチャンスが増えてお得です。
基本的にはユーザーに興味がない内容だと逆効果になるのでアカウントの属性にあった情報を選んで発信するのがおすすめです。

意識高い系の万人向け情報よりもエッジをきかせた質の高い情報のほうがユーザーの受けがいいよ
ツイートは時間指定が出来るので狙う層に合わせた時間設定をするとより効果的です。(昼間や真夜中の4時などは見てないる人が少ないのでさけたほうがいい)
サイト公開直後は完成度が低い状態で公開してもよい
公開直後のPVが少ない間はどうせ誰も見てないので完成度が低い状態で公開してもあまりデメリットはありません。
更新を続けることでSEO評価が上がりやすくなるので後から更新して質を高めていけば大丈夫です。
サイトの質は減点法で評価されることが多いのである程度アクセスのあるサイトに育ってきたら初めからきちんとした記事を公開するようにしましょう。
いざ公開、SEO設定、アイキャッチ、パーマネント、公開時刻などに注意
Googleアナリティクスなどで自分のサイトを見ている人が多い時間に合わせて予約公開するのがおすすめです。Feedlyなどのサイト更新チェックツールへの登録を促しておくのもいいです。
アイキャッチ画像などはWordPressの確認ウィンドウにも出てくるので大丈夫かと思いますが、タイトルに挙げたその他のものも設定するように注意しましょう。
SEOのタイトル・メタディスクリプション(説明)・キーワードは設定しなくてもSEO的に不利になることはありません。
ですが、記事管理上、記事データに入れておくと便利です。
ディスクリプションは専用に作ることで敬語を省略するなどして文字数を減らし検索エンジンの表示に最適化することができます。
何もしない場合でも、記事のリード文の部分が表示されるので手間が減り、ディスクリプションの更新忘れの影響も受けなくなるというメリットはあります。
これはどちらでもご自由にどうぞ。
ブログ記事を公開するとGoogleインデックス登録やRSSでの通知が行われるので、公開時間は狙うターゲットの属性に合ったものにするといいです。
他のSNSも同じですが一般的には午後6時から午前2時くらいの間で、主婦向けなら主婦の手が空く昼過ぎを狙うなど工夫していきましょう。
Googleアプデの影響かと思いますがXMLプラグインだけでは記事がインデックス登録されないことがあります。
サチコの上の方のウィンドウから記事URLを検索して、登録されていなかったらリクエストを送っておきましょう。
内部リンクの追加:新記事を他の記事とリンク [課題]
課題 当初のサイト設計書や記事の管理用/WordPressの記事一覧などを見ながら適切な内部リンクを設定しましょう。
新記事への内部リンク追加と他の記事への新記事へのリンクを追加する作業です。
サイトマップや全記事/カテゴリーなどの一覧ページの更新は忘れられがちなので注意しましょう。
初めの設計から変更があるときは管理表を更新しておくと後々便利です。
同じカテゴリーの記事はWordPressの機能で関連記事として表示されますが、単に最新記事が表示されるだけで関連度合いが弱いです。
自分で最適な関連記事をリンクさせることで記事同士のつながりを最適化していきましょう。
基本的にはツリー構造を意識してカテゴリーを分ければきれいにつながるはずですが、サイト内記事のどこからもリンクされていないような孤立記事が出来なように注意しましょう。
内部リンクで記事への流入を増やせるのがブログのメリットでもあるのでちゃんと活かしていきましょう。
管理表への記入・ランキングツールへの登録 [課題]
課題1 前の記事で作るようにすすめていたいわゆるエクセルシートなどの票に自分が管理したいデータを記入して更新しましょう。
課題2 パーマリンクを決めると記事URLが決まるのでランクチェックツールのにも登録しておきましょう。(記事公開後でもよい)
GRCなどへ登録するときは狙うキーワードや関連語、見出しに使った単語などの組み合わせで5パターンくらい登録しておきましょう。
予想外のクエリで検索されていることがあるので後でサチコからページごとのクエリを確認してそれも登録していきましょう。
しばらくたっても順位がつかないクエリはその理由を分析しておきましょう。(削除してもよい)
お問い合わせフォームの設置 [課題]
記事/サイトの評価は自分と他人ではけっこう違います。ASPや企業の中には思いのほか高く評価してくれる人がいることがあるので、そういう人たちからのビジネスチャンスを逃さないために連絡先を設置しておきましょう。
課題 お問い合わせフォームを設置して機会損失をなくそう!
手順は説明している記事があるので調べてください。うまくいけば10分、多少つまずいても1時間以内には終わるはずなので健闘を祈ります。
- 「お問い合わせフォーム 設置」などで検索して固定ページを作る(Contactform 7推奨)
- 「お問い合わせフォーム 文章」などで検索してサイトに合った文面に変える(気にならなければ変えなくてもよい)
- 「Cocoon お問い合わせフォーム 設置」などで検索してフッターメニューにお問い合わせ画面を追加
- ブラウザで画面最下部にあるフッターからお問い合わせフォームを開き、自分のメールアドレスを使いメールが送信されるか動作確認
- 自分のメーラーにメールが届いていれば設置完了、届いていないときは原因を調査して修正(落ち着いて確認しよう)
チェックが済んだら運用フェーズへ
他にチェックすべきこと見つかったなら自分のチェックリストに追加してから記事を公開しましょう。
記事は運用フェーズに入るので順位をチェックしつつ別の記事を作成しブログ完成を目指しましょう。
がんばって設計してもアクセスの集中するキラーコンテンツを作るのは難しいです。(全記事の1~3%程度)
ですから、アクセスが伸び始めた記事があればチャンスなので、ブログ全体が完成前でもそこがユーザー流入の起点になるようにサイト設計を変更していきましょう。
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